JR西日本が、コロナの影響で運休──というか電車の本数を減らすことを決定。
やはりというか、新型コロナで外出を控えることが推奨されている現状。
さらには電車というのは密閉状態にもなるから、利用を控える方も増えている。
この点を考えると、やむを得ない判断かなーというのが印象。
JR西日本の決定内容
JR西日本は、1日につき従業員1400人を順番に休職させると発表している。
対象となるのは、駅員、乗務員など以外にも、本社などで勤務する社員も含まれる。
5月16日から実施するけど、いつまで続けるかはハッキリと決められてはいない。
なお、休む社員への給料は全額支給される。
休職の理由
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、一部の新幹線や在来特急がすでに運行を取りやめている。
このため、現在は従業員の仕事がかなり少ない状態。
さらに利用客もかなり減っている。
例えば、今年のゴールデンウィーク期間中の山陽新幹線の利用実績。
前の年と比べて95%減。
この結果、社員の休職を決められた。
なお業務量が減ったことを理由に、JR西日本が一時帰休を行うのは創業以来初めての事らしい。
具体的な業務縮小計画
JR西日本は、11日から平日に走らせていた”のぞみ”の本数を半減させるなどを発表している。
他にも以下のような話がある。
特急くろしお
また16日以降は、特急くろしおの運転計画の見直しが予定されている。
これまで新大阪―和歌山県紀南地方間で1日に36本が運行されていた。
それが24本になる。
シャトル便のつるぎ
シャトル便のつるぎも運休予定。
つるぎは、北陸新幹線の富山駅と金沢駅の間を往復する電車。
こちらも減らす予定。
現在は富山・金沢駅間を、上下線あわせて1日36本が運行されている。
でも16日からは、7本を減便して1日29本の運行となる。
減らす対象となるのは、富山に来る上り4本、金沢に向かう下り3本の合計7本。
JR東日本も運転本数を減らす予定
北陸新幹線のかがやき、はくたかを最大で半分にまで減らすとJR東日本も発表している。
かがやき、はくたかには定期列車も含まれているため、具体的な変更後のダイヤについては協議のうえで今月の中旬辺りに伝えるとされている。
おわりに
新型コロナに関しては、緊急事態宣言が発令されてから電車への影響はかなり大きいみたい。
でもこれは、電車内を想像するとけっこうな人が密閉された状態になるから、怖いって感じるのは当然かもしれない。
とくに特急の乗車率は10%台が当たり前。
少ない便になると乗車率が1桁になる事すら──。
また時間帯によっては自由席すら満席になっていた電車も、今は出張や観光の自粛でガラガラ状態なのだとか。
電車のような公共の場っていうのは、本当にコロナの影響がよくわかる。
緊急宣言前は、多くの人がいた場所もいまではガラガラ状態。
その緊急宣言は延長されるみたいだから、この状態はもう少し続く。
ストレスを上手に発散させながら、この時期は乗り越えていきたいところだね☆-( ^-゚)v