高速道路で渋滞に巻き込まれたとき、トイレに行きたくなると大変な思いをする。
特に腹痛が伴う場合は、我慢できないほど辛いものだ。
そんなとき、どう対処すればよいのだろう?
また、渋滞中に腹痛にならないようにするには、どんな予防方法が有効なのか?
今回は、そんな渋滞の腹痛に関しての情報をお伝えさせていただこうと思う。
渋滞中に体調不良になった場合
渋滞中に体調不良になった場合は、無理をせずにクルマを路肩に止めて様子を見るのが推奨されている。
高速道路や有料道路を走っていた場合は、道路管理者に連絡して救援を依頼。
その際、救急車を呼ぶ必要がある場合は、迷わずに要請することを心掛けたい。
車を停める場所に注意
ただし、路肩に停めるのは危険。
それに基本的に交通法規に違反する可能性も高い。
だから可能であれば、次のサービスエリアやパーキングエリアまで腹痛を我慢して移動して停車したい。
すぐにトイレを使えるかは分からない
次のサービスエリアやパーキングエリアまで移動したとしても、すぐにトイレを使えるかは神のみぞ知る。
なぜなら渋滞時のトイレ問題は、多くのドライバーが抱える悩みだから。
特に全国的な休日などはトイレが混んでいる可能性がある。
その場合は、時間帯や施設を選んだり、トイレ以外の場所で用を足したりする必要が出てくるかもしれない。
このような場合に備えて、後でご紹介させていただく携帯トイレを1つ用意しておくのも良いかもしれない。
トイレを我慢できなくなった場合
トイレを我慢できなくなった場合は、車内に付いているトイレを利用することもできる。
しかし、車内のトイレは狭くて不衛生な場合も。
なによりも渋滞などの場合は、周囲から中が見えてしまう可能性を考慮する必要がある。
そのため目隠し用のポンチョやテントを用意する必要がある。
これらで自動車の窓を隠すというのは走行中だと危ない。
だから用を足す人が頭からこれらを被ってしまい、その状態で用を足すという形が良いかもしれない。
また、こういった見えないようにするためのアイテム以外にも、ビニール袋やティッシュを用意しておきたい。
これは携帯トイレには、お尻を拭くティッシュなどが一緒に入っていない場合も多いため。
携帯トイレと一緒に用意したいもの
重要な事なので再度書かせていただく。
以下のような物は、携帯トイレとセットになっていることが少ない。
だから渋滞対策として携帯トイレを用意する場合は、一緒に購入して車の中に置いておく必要がある。
- トイレットペーパー
- 目隠し用のポンチョやテント
- 消毒液やウェットティッシュなど
これらは清潔さや目隠し、手洗いなどに役立つ。
渋滞時の携帯トイレの使用は、周囲から中が見えないように注意しよう。
車の窓から中が見えないようなアイテムを用意するか、見つからない場所で使うようにしよう。
渋滞対策として携帯トイレを用意することもおすすめ
渋滞対策として携帯トイレを用意することもおすすめ。
携帯トイレとは、便器に取り付ける袋式のトイレや、便器がない場合でも使える筒状のトイレや、便座もついた大型タイプのこと。
これらの携帯トイレは、吸収シートや凝固剤をトイレの中入れて尿や便を安定化させて水分を固めてくれる。
この結果、排尿などが液体として外に漏れるという悲劇を防いでくれる。
また固めるため、臭いなんかも防いでくれる。
携帯トイレの使い方
携帯トイレの使い方は、基本的には以下のような手順となっている。
メーカーやタイプによって使い方に違いはあるけど、基本的にはこんな感じだから覚えておけば色々な携帯トイレに応用できる。
- 携帯トイレの袋を開ける
→凝固剤や吸水シートが入っている部分を広げる - 尿や便を出す体の部分に袋の口を当てる
- 尿や便をする
- 凝固剤でかためる
- 用を足したら、袋の口をしっかりと閉じる
→中身が漏れないようにするため - 防臭袋や防水袋に入れて空気を抜いてから封をする
- 持ち帰り用のゴミ袋に入れて自宅まで持ち帰る
便器設置タイプや簡易便器付きタイプは、現地で組み立てて使う。
携帯トイレは災害時や登山時などにも役立つ便利アイテム。
でも渋滞時に備えておくと安心できる。
携帯トイレのマナー
この便利な携帯トイレだけど、たびたびマナーが問題視される。
携帯トイレのマナーについては、基本的には自分の使ったものは自分で持ち帰る必要がある事を覚えておきたい。
例外として、山に登るなどした場合、下山口に回収ボックスが設置されていることがある。
そのような場合は、回収ボックスに捨てることが可能。
携帯トイレを使える場所
携帯トイレは色々な場所で使えるけど、やはり周囲の目が気になる。
でも携帯トイレブースがある場所であれば、腰かけて周囲を気にせずに携帯トイレを使用できる。
携帯トイレブースとは、携帯トイレを使用するための目隠しスペースのこと。
小屋やテントなど、いろいろな形状の者が存在している。
どれも用を足している姿を他人から見られることなく携帯トイレを使える。
渋滞中に腹痛にならないようにする
渋滞中に腹痛にならないようにするためには、日ごろから適度な運動や食事、睡眠をとるようにするといい。
これらは腸の働きを整える効果がある。
運転前に体調の把握を
もしも運転前や運転中に眠気や体調不良を感じた場合は、運転を控えたり、こまめな休憩と水分補給を心掛けるといい。
これらは体調を整える効果がある。
飲み物に注意
渋滞中にトイレに行きたくなることを防ぐのなら、飲み物の量や種類に気をつけよう。
コーヒーやお茶などのカフェインやアルコールは利尿作用がある。
このため渋滞が予想される場合は、控えないと運転中にトイレに行きたくなる可能性が高まる。
また、身体を冷やさないことも大切。
これは身体が冷えると膀胱が収縮して尿意を感じやすくなるため。
もちろん可能なときにトイレに行っておくことも忘れずに。
運動をしていると渋滞中のトイレを避けられるかも
日頃から行える対策としては、日ごろから尿道括約筋などを鍛えること。
尿道括約筋とは、尿を止めたり出したりするときに使う筋肉。
これが弱くなると尿意を我慢できなくなる。
尿道括約筋を鍛える方法は簡単。
トイレでおしっこをするときに途中で止めたり再開したりするだけ。
これを何回か繰り返すことで、尿道括約筋が強化されていく。
まとめ
渋滞中に腹痛になったらどうするか、対策と予防法についてご紹介した。
渋滞中に腹痛になる原因は、ストレスや緊張、食生活や睡眠不足などという場合もある。
ただ原因が同であれ、渋滞中に腹痛になった場合は、無理をせずに路肩に停めたりサービスエリアやパーキングエリアまで移動したりして安全を確保するのが最も大切になる。
また、携帯トイレや目隠し用のポンチョやテントなどを用意しておくと安心できるだけでなく、渋滞時への不安が減ってストレスからくる腹痛を避けられるかもしれない。
渋滞中に腹痛にならないようにするためには、日ごろから適度な運動や食事、睡眠をとったり、飲み物の量や種類に気をつけたり、身体を冷やさないようにすることも有効。
あと日ごろから尿道括約筋を鍛えることもおすすめ。
渋滞中の腹痛は辛いけど、上手に対処して快適なドライブを楽しもう☆-( ^-゚)v