ガソリン代は、車で通勤をしている人や、週末のドライブを趣味にしている人にとって、馬鹿にならない出費となる。

 

頻繁にガソリンを入れていると、少しでもお得にならないかと考えてしまう。

 

ガソリン代の節約方法というとなかなか簡単には案が浮かんでこないけど、実は意外とおおくの方法があるのである。

 

今回は、そんなガソリン代の節約方法を9つ紹介させていただく。

 

ガソリン代をお得にしたい方は、一度試してみるのもいいかもしれない。

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ガソリン代自体を減らす2つの方法

まずはガソリン代自体をお得にすることができる2つの方法を紹介する。

 

  • セルフのガソリンスタンドを利用する
  • クレジットカードを利用する

 

 

セルフのガソリンスタンドを利用する

セルフのガソリンスタンドは、人件費が含まれない。

 

この人件費が掛からない分だけ、従業員がいるガソリンスタンドよりも2~3円程度安く設定されていることが多い。

 

ガソリンを扱うのが怖いという人もいるかもしれないけど、一度経験してしまえば簡単なので、手軽な節約方法としてまず検討するのがよいかもしれない。

 

通勤で利用している場合は、途中にセルフのガソリンスタンドがないか探してみよう。

 

クレジットカードを利用する

 ほとんどのガソリンスタンドでは、クレジットカードを利用することができる。

 

クレジットカードを使うと、様々なシチュエーションで利用できるポイントを貯めることができる。

 

例えば、CMなどでおなじみの楽天カードであれば、100円の支払い毎に1ポイントの楽天ポイントが還元され、楽天市場での買い物に使える。

 

他にもANAやJALのカードであれば、貯まったマイルを航空券に交換することが可能。

 

また、ガソリンスタンドによってはクレジットカードを発行している場合や、カード会社と提携している場合もある。

 

ほとんどの場合、ガソリンスタンドが発行しているカードを利用すればガソリン代が会員価格になってお得だし、提携カードならより多くのポイントが還元される。

 

ガソリン自体を節約する7つのテクニック

次に紹介するのは、車を動かしたときにガソリンの使用料自体を減らすためのテクニック。

 

ガソリンを大事に使うことで、少ない給油量でも長い距離を走ることができるようになり、結果として節約となる。

 

  • ガソリンを満タンにしない
  • 車内の荷物を減らす
  • タイヤの空気圧を適正に保つ
  • エンジンオイルを適切に交換する
  • エアコンやヒーターの使用を控える
  • アイドリングストップ機能を活用する
  • 急発進や急ブレーキを避ける
  • 速度を一定に保つ

 

 

ガソリンを満タンにしない

ガソリンは動力源。

 

ガソリンが燃焼し、エンジン内で小規模の爆発が起こることで動力を生み出す。

 

想像に難いことではないけど、動かしたいものが重いほど、動かすのに必要な動力は多く必要となる。

 

それは自動車も同じ。

 

つまり、車体が軽いほど車を動かすのに必要なガソリンの量は少なくなる。

 

ガソリンを満タンまで入れてしまうと、その重さが邪魔をして、燃費が落ちてしまう。

 

給油量を半分にする、または走行に必要な分だけ入れるようにするだけで、車の燃費は良くなる。

 

その分給油のためにガソリンスタンドへ訪れる回数が増えてしまうが、ガソリン代を節約したいなら検討してみよう。

 

車内の荷物を減らす

これはガソリンを満タンにしないのと同じ考え方。

 

荷物を減らして車体を軽くするだけで、燃費が良くなり、ガソリン代の節約になる。

 

特に、週末の趣味でゴルフやキャンプなどをしている人は、車内にゴルフクラブやテントなど、割と重量のある荷物を入れっぱなしにしていることが多いはず。

 

こまめに社内の荷物を取り出すことで、簡単にガソリン代を節約することができる。

 

タイヤの空気圧を適正に保つ

有人のガソリンスタンドに行くと、タイヤの空気圧について訊かれることが多い。

 

いつも面倒だからといって断っていて、結果として長期間タイヤに手を入れていない、なんてことはないだろうか?

 

一般社団法人日本自動車タイヤ協会の調査 では、適切な頻度とされる1ヶ月に1回以上のタイヤ点検を「行っていない」と答えた人が6割以上であると発表した。

 

タイヤの空気圧が適正でないと燃費が悪くだけでなく、ハンドルが重くなる、尻振りが発生しやすくなるなど、事故につながるような問題も発生する。

 

タイヤの点検は日頃から欠かさないようにしよう。

 

エンジンオイルを適切に交換する

タイヤと同じくメンテナンスという分類で関わってくるのがエンジンオイル。

 

エンジンオイルが劣化すると、エンジンの回転効率が落ちてしまい、結果として燃費が悪くなってしまう。

 

下記の表はトヨタのエンジンオイル交換の目安を示したもの。

 

この表によると、エンジンオイルの交換は走行距離や使用状況に応じて異なるけど、一般的には1万kmまたは1年ごとに行うことが推奨されている。

 

エンジンオイルの交換はガソリンスタンドや整備工場で行うことができるけど、自分で行うことも可能。

 

エンジンオイルの交換方法は車種や型式によって異なるので、詳しくは取扱説明書を参照しよう。

 

走行距離使用状況エンジンオイル交換の目安
1万km以下一般的な使用1万kmまたは1年ごと
1万km以下高速道路や長距離走行が多い1万kmまたは1年ごと
1万km以下短距離走行や渋滞が多い5千kmまたは半年ごと
1万km以上一般的な使用5千kmまたは半年ごと
1万km以上高速道路や長距離走行が多い5千kmまたは半年ごと
1万km以上短距離走行や渋滞が多い3千kmまたは3ヶ月ごと

 

エアコンやヒーターの使用を控える

エアコンやヒーターは快適なドライブに欠かせない。

 

でも実はガソリンの消費量に大きく影響するものでもある。

 

これはエアコンやヒーターを使うと、エンジンに負担がかかり、燃費が悪くなるから。

 

特に夏場や冬場はエアコンやヒーターをフル稼働させてしまいがちだけど、窓を開けたり、扇風機や毛布を使ったりすることで、エアコンやヒーターの使用を控えることができる。

 

もちろん、体調を崩したり事故になったりするようなことは避けるべきだけど、少しでも節約したいのであれば、エアコンやヒーターの使用を見直してみよう。

 

アイドリングストップ機能を活用する

最近の車にはアイドリングストップ機能というものがついていることが多い。

 

これは、信号待ちなどで停車する際に自動的にエンジンを停止させる機能である。

 

アイドリングストップ機能を使うことで、無駄なガソリンの消費を防ぐことができる。

 

アイドリングストップ機能は車種や設定によって異なるが、一般的には10秒以上停車する場合に作動すると言われている。

 

つまり、10秒以上停車する場合はアイドリングストップ機能を活用すれば節約になるということ。

 

ただし、アイドリングストップ機能にはデメリットもある。

 

例えば、エアコンやヒーターの効きが悪くなる、バッテリーの寿命が短くなる、再始動時にエンジン音が大きくなるなど。

 

アイドリングストップ機能を使うかどうかは自分の判断で決めよう。

 

急発進や急ブレーキを避ける

急発進や急ブレーキは、ガソリンの消費量を増やすだけでなく、車の故障や事故の原因にもなる。

 

急発進や急ブレーキをすると、エンジンに不必要な負荷がかかり、燃費が悪くなる。

 

また、タイヤやブレーキパッドなどの消耗品の寿命も短くなる。

 

急発進や急ブレーキを避けるためには、前方の状況をよく見て、余裕を持って運転することが大切。

 

また、渋滞や信号の多い道路は避けて、空いている道路を選ぶことも効果的。

 

速度を一定に保つ

速度を一定に保つことも、ガソリン代の節約に役立つテクニック。

 

速度を一定に保つことで、エンジンの回転数を安定させることができる。

 

エンジンの回転数が安定すると、燃費が良くなる。

 

速度を一定に保つためには、クルーズコントロール機能を使うと便利。

 

クルーズコントロール機能とは、設定した速度で自動的に走行する機能。

 

クルーズコントロール機能を使えば、アクセルやブレーキの操作を減らすことができる。

 

ただし、クルーズコントロール機能は高速道路や平坦な道路で使うのが適切。

 

カーブや坂道、交通量の多い道路では危険なので注意しよう。

 

ガソリン代を安くする方法の効果

以上のように、ガソリン代を安くする方法はいろいろある。

 

では実際にどれくらい節約できるのだろう?

 

ここでは、先の章で述べたガソリン代を安くする方法の効果を具体的な数字で示してみようと思う。

 

でも、後の章で述べたガソリン自体を節約する7つのテクニックについては車の性能などで大きく成果が代わってくるので実際の効果については割愛させて頂く。

ガソリン代自体を減らす2つの方法の効果

まず、ガソリン代自体を減らす2つの方法について考えてみよう。

 

セルフのガソリンスタンドを利用する場合は、従業員がいるガソリンスタンドよりも2~3円程度安くなる。

 

これは1Lあたりの価格差であるから、給油量や頻度によって節約額は異なる。

 

でもあえて例を挙げると、月に100L給油すると仮定すれば、月に200~300円程度節約できることになる。

 

年間では2400~3600円程度節約できる計算になる。

 

クレジットカードを利用する場合

クレジットカードを利用する場合は、ポイントやキャッシュバックなどの還元率によって節約額は異なる。

 

例えば1%還元されると仮定すれば、月に100L給油すると仮定すれば、月に100円程度節約できることになる。

 

年間では1200円程度節約できる計算になる。

 

ガソリン代を安くする方法の効果をまとめると

以上のように、ガソリン代自体を減らす2つの方法は、それぞれ月に200~300円程度、100円程度の節約効果が期待できる。

 

合わせて月に300~400円程度、年間では3600~4800円程度の節約が可能。

 

一見すると少額に見えるけど、長期的に続ければかなりの金額になる。

 

ガソリン代自体を減らす方法は、比較的簡単に実践できるものが多いので、試してみるのも良いかもしれない。

 

おわりに

今回は、ガソリン代を節約する方法についてお伝えした。

 

ガソリン代は、1年分を計算するとかなりの出費となる。

 

だから今回お伝えした節約方法を実践すると、大きな効果を期待できる可能性がある。

 

とはいえ実践するのも難しい物もあるので、まずはアナタが行いやすいと感じた方法から試してみる形にするのが良いかもしれない。

 

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