高齢者の夏バテ予防は危険な事で有名。
この高齢者の夏バテは食事も気をつた方が良い点がいくつかある。
今回お伝えするのは、そんな高齢者の夏バテ予防となる食事のポイント。
夏に知って起きたい食事情報さ☆-( ^-゚)v
夏バテに関する高齢者と若者の違い
高齢者の夏バテでもっとも怖いのが脱水症状。
よく──
『喉が渇いた時には、すでに脱水症状に陥っている!』
──このように言われる。
だから喉の渇きが出たら、早めに水分補給をしなければならないということ。
でも高齢になると、喉の渇きを感じにくくなってしまう。
高齢者は喉の渇きを感じにくいから
高齢者は喉の渇きを感じにくい。
だから高齢者が喉の渇きを感じたタイミングというのは、若い世代よりも脱水症状が、進んだ状態であることが多い。
この点を考えると、喉の渇きを合図にして水分補給をするのは危険だといえる。
そのため高齢者の水分補給は、飲む時間を決めるなどして通常の温度の水を小まめに少しずつ飲むようにした方がいい。
もっと正確に言うのなら高齢者の水分補給のタイミングは、決めた飲む時間帯+水分補給をしたくなったときという感じになる。
他にもある高齢者と若い世代の違い
夏バテに関して、若い世代よりも高齢者の方がなりやすい理由は、喉の渇き以外にもある。
- 体温調整の機能が衰える
○皮膚感覚の鈍化や血流量の低下
○高齢者になると
→寒さや暑さを感じる能力が衰える
→熱を逃がすための血流の調整機能も衰える
→衣服にょる温度調整ができなくなる - 発汗機能の低下
○高齢者になると汗が流れにくくなる
→熱が身体にこもりやすくなる - 体内の水分が減る
○水分の減少と喉の渇きが生じやすくなる
→脱水症状が起きやすくなす - 冷房を我慢する人が多い
○体温調整機能の低下
→暑さに気付きにくい
→温度が正確に判断できなくなる
→暑い部屋でも我慢できてしまう
夏バテに高齢者の方がなりやすい理由として、上記のような理由が挙げられる。
では、高齢者の方の夏バテに対処するためには、どのような食事を行えば予防になるのだろう?
高齢者の夏バテ予防になる食事
高齢者の夏バテ予防を考えた場合、以下のようなポイントに気をつけて食事を考えて欲しい。
- 香辛料を少し使う
○香辛料の特徴
→食欲を増進させる働きがある
○使いすぎると
→胃腸に負担をかけるから注意
○オススメ
唐辛子
カレー粉
しそ
ネギ等 - 酸味のある物を用意する
○梅干しなどに含まれるクエン酸が良い
○クエン酸は疲労回復効果がある
○オススメ
梅干し
ゆず
酢
レモン - ビタミンB1を摂る
○ビタミンB1
→糖質をエネルギーに変える手助けをする
→食欲不振や倦怠感を防ぐ
○オススメ
豚肉
玄米
豆類
夏野菜 - ビタミンCを摂る
○ビタミンCは粘膜や皮膚の健康を守る
○ビタミンCはストレスへの抵抗力を高める
○オススメ
キュウリ
トマト
コマツナ
ゴーヤ
食事は上記のようなことに加えて、以下に述べる消化効率も考えよう。
体力づくりも大切
こういった食事をする事で、夏バテへの予防になる。
でも体力をつけることも並行して行っていくと、よりよい効果を発揮してくれる。
→高齢者の夏バテ予防を食事で!暑い日に負けない体作りの秘訣は?
夏バテを考えた高齢者の食事について
夏バテ予防を考えた場合、高齢者の食事で重要になるのは消化効率の良さ。
食べるという行為は、エネルギーを使うからその負担を減らしたい。
さらに夏という季節は、胃腸が弱りやすい季節でもある。
だから消化効率の良い物を選んで、胃腸への負担を減らしたいという想いもある。
1日3食を大事にする
夏になると、そうめんなどサッパリした物を軽く食べる程度で食事を済ませる人も多い
でも1日3食は、主食,主菜,副菜をしっかりと摂りたい。
消化効率の良い物なら、食べられるだろうから、この点から考えても消化効率の良い食事がオススメだよ☆-( ^-゚)v