そうめんと言えば、夏の風物詩ともいえる食べ物。

 

夏の暑さで食欲がわかない日でも、そうめんなら食べられるという方も多いハズ。

 

でも、そうめんだけでは栄養がないから夏バテになるぞ!

 

と、言う人もいるけど、それって本当なのだろうか?

 

今回は、そうめんの栄養価についてお伝えするよ。

 

そうめん様の栄養は暑い夏の救世主となるか!?(-_☆)

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そうめんの栄養価について

そうめんの原料となるのは、小麦粉を中心に塩、水、油。

 

そうめんの栄養価なんだけど、炭水化物が多く良質な植物性たんぱく質が入っている。

 

そして必須脂肪酸やビタミンやミネラルも含まれているという感じ。

 

炭水化物が多いから、ご飯やパンのような立ち位置の食べ物と考えればいいと思う。

 

そうめんの栄養成分
  • 炭水化物
     ○不足すると
       脳の機能が低下する
     ○摂りすぎると
        肥満の原因になる
  • タンパク質
     ○筋肉などを作るのに必要
     ○不足すると
       疲れを感じたりめまいが生じたりする
  • 脂質
     ○エネルギーになる
  • 食物繊維
     ○トウや脂質の吸収を遅らせる
     ○老廃物の輩出を促す
  • セレン
     ○必須ミネラレル
     ○老廃物などを排出したりする
  • モリブデン
     ○貧血予防

 

他にも、カルシウム、ナトリウム、カリウムなどが、含まれてはいる。

 

でも多くの栄養素が、乾燥した状態から茹でて水にさらすまでの間に逃げてしまう。

 

このためそうめんの栄養価は調理で損をしているとも言える。

ご飯やパンの立ち位置だから

栄養価

ご飯やパンを食べただけで、食事を終わりにした場合、栄養バランスが悪いのは分かるよね。

 

栄養価がご飯やパンに近いから、そうめんだけを食べた場合は栄養バランスが悪くなってしまう。

 

ときおり、そうめんは栄養がない!

 

っていう人もいるけど、実際にはそうめん単独を食べるだけでは足りない栄養素があると言うだけ。

 

例えるのなら、おかずもなくご飯やパンだけを食べた場合、色々な栄養素が足りなくなるのと同じ。

 

だからそうめんが特別に、栄養が少ないわけではない。

栄養に関するそうめんの素晴らしい点

ご飯はふりかけをかけたり、上に何か乗せたりすることで栄養価を高められる。

 

パンも何かを塗ったり挟んだりする事で栄養価を高められる。

 

そうめんも同じで、薬味だけでなくハムやシーチキンなどをトッピングする事で栄養価を高められる。

 

そうめんの優れた点は、クセの無い味だから色々なトッピングが可能な点。

 

この利点を活かせるかどうかが、そうめんを健康的に食べられるかの別れ目であると言えるんじゃないかな?

そうめんのカロリー

そうめん

栄養価と共に気になるのが、そうめんの持つカロリー

 

乾麺の状態で100g(茹であがり時270g)を、1人前とした場合350kcal程度となる。

 

ご飯1人前150gは250kcal程度。

 

だからご飯1杯よりも少し多い程度が、そうめんのカロリーと言うことになる。

そうめんの美味しい湯で方

そうめんは繊細な食べ物。

 

ゆでる時間によって、味が全く違ってくる。

 

では、どのようにゆでればいいのかと言うと、そうめんを入れた箱や袋に説明書きがあるハズ。

 

それらを参考にすればいいのだけれど、一般的な例を上げるのなら、以下のような感じになる。

 

一般的なそうめんのゆで時間
  1. ゆでる
     ○茹で時間:1分30秒~2分
  2. ゆであがったらざるに移す
  3. 水で粗熱をとる
  4. そうめんを揉み洗いする
     ○流水に当てながら
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そうめんの足りない栄養価を補う食べ方は?

そうめんの栄養は、ご飯やパンと同じポジション。

 

だから、そうめん単独では、栄養バランスが悪い。

 

では、そうめんの足りない栄養を補うには、何と一緒に食べればいいのだろう?

栄養価

 

まず基本となるのが、夏に不足しやすい栄養素を補う事。

 

このとき食べるそうめんは一束に抑えると、他の食材を多く食べられるから栄養バランスをとりやすいよ。

 

夏に不足しやすい栄養素とそれが多い食材
  • タンパク質
     ○肉
     ○魚
     ○豆類
  • 鉄分
     ○肉
     ○魚
     ○豆類
  • ビタミンB1
     ○小麦
     ○豚肉
     ○魚介類
     ○うなぎ
     ○豆類
  • ビタミンB2
     ○乳製品
     ○納豆
     ○濃い緑色の野菜
     ○卵
     ○肉

 

疲れやだるさをとりたいときにオススメな食材

そうめん

疲れやだるさをとりたいときに、オススメな食材。

 

それは、ビタミンB1の多い食材。

 

ビタミンB1は、疲れに良い栄養素として有名。

 

ビタミンB1の多い食材
  • 豚肉
  • レバー
  • うなぎ
  • たらこ
  • いくら
  • カキ

 

そうめんに不足している栄養素を補ってくれる食材

そうめんに不足している栄養素は、栄養価の高い食材で補うのが楽。

 

暑い夏なんかには、栄養価のような難しい事を考えたくない時もあるハズ。

 

そんな時には、以下のような食材と一緒にそうめんを食べると良いよ。

 

栄養価の高い食材
  • うなぎ
  • 山芋

 

夏バテなどで胃腸が弱っている場合の食材

そうめん

夏バテなどで、胃腸が弱っている場合。

 

消化吸収を助けてくれる食材を、そうめんと一緒に食べよう。

 

以下の食材には、アミラーゼが含まれている。

 

アミラーゼは、デンプンを分解するから炭水化物の吸収を助けてくれるよ。

 

消化吸収を助けてくれる食材
  • 大根
  • 山芋
  • ホウレンソウ
  • レタス
  • キャベツ

 

特に食べ合わせると良い食材

そうめんと特に相性が良いのは、豚肉と野菜

 

豚肉でタンパク質を補って、野菜でビタミンを補うと、夏バテの予防に役立つよ。

そうめんのレシピについて

そうめんのレシピをお探しなら、上記の食材の1つを○○に入れて、以下のように探してみよう。

 

そうめん ○○ レシピ

高級そうめんについて

栄養価

世の中には、高級なそうめんが存在する。

 

一般的なのは、機械製造のそうめん何だけど、高級そうめんは職人の手作り。

 

高級そうめんは、とにかく細い。

 

細いため食感が良くて、暑い夏であってもかなり食べやすい。

 

この高級そうめんなんだけど、作る部屋の湿度の影響を物凄く受ける。

 

だから機械で作るのは、不可能だとされている。

 

また湿度調整が難し過ぎて、4月~10月の間のみにしか生産されないよ。

高級そうめんはやっぱり違うのか?

高級そうめんは、職人の手で延ばされたそうめん。

 

いわゆる、手延べそうめん。

 

小麦粉などにこだわりはあるけど、基本的に栄養価は通常のそうめんと大きくは違わない。

 

それなのに、食べた感じが通常のそうめんとは全く違うのには驚かされる。

 

麺類を食べる時って、ツルツルと表現するよね。

 

でも手延べ素麺は、スルスルっていう感じ。

 

多分伝わっていないと思うけど、実際に食べると細さだけでこんなに違うのかって驚くと思う。

高級そうめんを始めて食べるのなら

そうめん

そうめんの聖地と呼べるのが三輪。

 

なぜ聖地なのかっていうと、三輪がそうめん発祥の地と言われているから。

 

この三輪で作られたそうめんを三輪そうめんと呼んでいる。

 

始めて手延べそうめんを食べるのなら、この三輪そうめんがいいんじゃないかなーと思う。

 

もちろん、老舗から販売されているそうめんがオススメ。

 

三輪そうめんを作っているお店というのは、数百年の老舗がけっこう多いんだよね。

↓もそんな老舗の1つ。

三輪そうめん

 

こういう高級そうめんというのは、お中元なんかでもらうことも多いと思う。

 

だから三輪そうめんを食べる機会があったら、普通のそうめんも用意して食べ比べてみるのも面白いかもしれないね。

終わりに

今回は、そうめんの栄養価について、リサーチをしてみた。

 

そうめんの栄養価を考えると、ご飯やパンと同じ立ち位置だと考えれば良いと言うのが結論。

 

パンやご飯は、それ単独を食べるだけでは、栄養が足りないように、そうめん単独でも栄養は足りない。

 

だからそうめんを食べる時には、おかずの用意を忘れないようにしようね☆-( ^-゚)v

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