フロアコーティングを行う人が増えてきた。

 

床を傷や汚れから守ることが出来る、フロアコーティング
フロアコーティング。

 

少し値段は高いけど、
ワックスを定期的に塗る事に比べると、
最終的には安上がりだとも言われている。

 

今回は、
そんなフロアコーティングについて
リサーチしてみたよ。

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フロアコーティングを行う前に少し勉強するメリット

フロアコーティングは、
業者により施行方法や、
取り扱うコーティング剤が異なる。

 

このためどのような目的で、
フロアコーティングを行うのか、
事前によく相談しなければならない。

 

このときに、
事前に勉強をしておくと、
話し合いが行いやすくなるよ。

 

フロアコーティングをする人の目的例

フロアコーティングは、
以下の目的で施工されることが多いよ。

 

フロアコーティングをする人の目的例
  • 新築の床を守りたい
  • 面倒なワックスがけから解放されたい
  • 掃除をもっと楽に行いたい
  • 光を床に反射させて室内を明るくしたい
  • 子供や高齢者、ペットが滑らないようにしたい
  • ペットの引っかき傷などを防ぎたい
  • 床の日焼けや変色を避けたい
  • 食べこぼしや飲みこぼしの跡が残らないようにしたい

 

フロアコーティングを行うタイミングは?

フロアコーティング

フロアコーティングは、
引越しをする時に行う人が多い。

 

引越し後だと、
家具や荷物をどけて、
行わないとならないからね。

 

引越しを機会に──と、いう人が多い。

 

だから、
新築マンションや一戸建てを購入した機会に、
フロアコーティングをという人の割合が、
とても多いという事だよ。

 

フロアコーティングとは?

フロアコーティングというのは、
床材を傷や汚れから、
保護する目的で施行される。

 

また、
美しい光沢を長期間保つ効果もある。

 

水拭きも可能だから、
お手入れも楽になるよ。

 

例えるのなら、
耐久性や硬度の高いワックスのような感じ。

 

まぁ、厳密にはワックスではないけど、
使い方としては近い。

 

フローリングワックスとフロアコーティングの違い

フローリングワックスとフロアコーティングは、
似ているけど全く異なるもの。

 

最大の違いは、
効果の持続時間

 

フローリングワックスは、
市販のものであれば3ヶ月~6ヶ月間で、
一度剥離をして塗りなおさなければならない。

 

一方で、
フロアコーティングの方は、
5年とか20年はもつよ。

 

フロアコーティングにも種類がある

フロアコーティング

フロアコーティングと一言でいっても、
色々な種類がある。

 

そんなフロアコーティングは、
2種類に大別できるよ。

 

フロアコーティングは2種類に大別できる
  • 油性
  • 水生

 

この2種類が、
成分や濃度の違いによって、
色々な名前で呼ばれている。

 

フロアコーティングの注意点

フロアコーティングを施行するには、
注意しなければならない点が、
いくつかある。

 

例えば、
溶剤で薄めて行うタイプの、
フロアコーティング。

 

この溶剤がフローリングに、
ダメージを与えてしまう事がある。

 

だから、
成分非公表とするメーカーには、
少し注意をした方がいい。

 

成分表を見ても、
何が何だか分からないけどね。

 

それでも堂々と成分表を出すかは、
施行業者を選ぶ基準の一つにはなる。

 

ワックスフリーの床に使えるか?

最近は、
ワックスフリーの床の家も多い。

 

このワックスフリーの床に、
ワックスを使ってしまうと、
滑りやすくなって危険。

 

一方で、
フロアコーティングであれば、
問題のない物が多いとされている。

 

ワックスフリーの床にフロアコーティングを行うメリット

必要

ワックスフリーは、
硬度が高くは無い。

 

それに耐用年数も短い。

 

一方でフロアコーティングを行えば、
場合によっては30年ほどもたせることが出来る。

 

だから長く住むのであれば、
ワックスフリーの床であっても、
フロアコーティングを考えた方が良い。

 

もちろん先に書いたように、
フロアコーティングに使う溶剤などにより、
ワックスフリーの床が傷む可能性もあるから、
その辺りには注意したいけどね。

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フローアコーティングを行うメリット

フロアコーティングを施行することは、
床が傷つくのを防いでくれるなど、
様々なメリットがある。

 

いくつかを挙げると──。

 

フロアコーティングを行うメリット
  • 床材に傷がつくのを防ぐ
  • 床の風合いを維持して経年劣化を抑える
  • ワックスよりも手間がかからない
     ○ワックスは硬度が低い
     ○ワックスは半年程度で塗り替えが必要になる
  • 長期的にみるとワックスよりもお得
     ○10年や20年のスパンでみた場合
  • 掃除の手間が減る
     ○汚れが直接床材につかなくなる
       食べこぼし
       飲みこぼし
       ペットの粗相
       油汚れなど
  • お湯や薬品でもコーティングは離れにくい
     ○日常のお手入れが楽になる
  • 転倒防止効果
     ○子供やお年寄り、ペットでも安心
       特に犬は足腰が弱い
  • 舐めても大丈夫な物が多い
     ○コーティング剤は厳しい安全基準を満たした薬剤を使う
  • 室内が明るくなる
     ○光が反射しやすくなる
  • 床の寿命が延びる
     ○最大で数十年延びるびるとされている

 

フロアコーティングのデメリット

フロアコーティング

フロアコーティングは、
床に使われている素材と相性が悪いと、
床を痛めてしまう可能性がある。

 

この辺りは、
業者さんに確認してもらうから、
大丈夫な場合が多いけどね。

 

最大のデメリットは費用

もう1つのデメリットが費用

 

フロアコーティングが良いというけど、
それはフローリングのメンテナンスを、
気にかけている人の意見。

 

数十万円の費用が必要だからね。

 

フローリングは汚れるものだと割り切って、
何もせずに生活している人の方が多い。

 

小さな子供がいる場合

小さな子供がいる家庭では、
フローリングの上にクッションマットを敷き、
床が傷つかないように工夫をする。

 

このような形で、
フロアコーティングを行わずに、
床を守っている方もいるよ。

 

それにフロアコーティングをしても、
絶対に床が守られるのかというと、
そういうわけでもないからね。

 

フロアコーティングの種類

先に書いたように、
フロアコーティングは、
油性と水性とに大別できる。

 

ここでは、
油性と水性の違いについて、
少し詳しくお伝えするよ。

 

それぞれの特徴としては──。

 

フロアコーティングの油性と水性
  • 油性
     ○メリット
       耐久性が高い
     ○デメリット
       剥がすのが難しい
  • 水性
     ○メリット
       剥がしやすいので塗り替えが楽
     ○デメリット
       耐久性が弱い

 

これらの特徴を考えると、
耐久性or塗り替え時の剥がしやすさ、
どちらを求めるかが、
選択の基準だと言える。

 

油性と水性の特徴を少し詳しく

上記は本当に簡単にまとめたもの。

 

少し詳しく書くと以下のようになるよ。

 

フロアコーティングの油性と水性
  • 油性
     ○特徴
       溶剤を用いて溶かして使う事が多い
       耐久性が水生よりも高い
     ○例
       シリコンコーティング
       ガラスコーティング
       UVコーティング
     ○メリット
       フローリングの美観を持続させるのには良い選択
       フローリングの耐久性がかなり上がる
       ピカピカになる
     ○デメリット
       施行すると除去が難しい
       フロアコーティングも経年劣化をする
        →貼り替える必要が出る場合もある
          もちろんそのまま何もしないという選択肢もある
       ピカピカし過ぎるほど光沢が強い
        →人によっては好みではない場合もある
          事前にコーティングしたサンプルを取り寄せたい
  • 水性
     ○特徴
       市販されているワックスに近い成分
       ウレタン樹脂やアクリルを使った物が多い
     ○メリット
       剥がすのが楽
       溶剤が含まれない物が多い
        →床を痛める可能性が低い
       成分的に安全な物が多い
        →舐めても大丈夫な物が多いという事
     ○デメリット
       耐久性は油性よりも下
        →油性よりも短い期間で貼り替えが必要
        →それでもワックスよりもは長持ちする
       油性ほどのピカピカ感は無い
        →それでもある程度の艶は出る

 

代表的なフロアコーティング

必要

フロアコーティングというのは、
色々なタイプが存在する。

 

特に代表的な物はというと──。

 

代表的なフロアコーティング
  • ガラスコーティング
     ○耐久年数が20年以上
     ○ガラス塗料を使う
     ○クッションフロアにも行える
     ○耐薬品性に優れている
     ○酸化なども防げる
     ○ピカピカ感が低い
     ○UVカットの効果もある
  • UVフロアコーティング
     ○耐久年数が20年以上
     ○紫外線を使い瞬間的に硬化させる
       →短い時間で施行可能
     ○耐薬品性、耐摩擦性、耐久性に優れている
  • シリコンフロアコーティング
     ○耐久年数が10年~20年
     ○シリコン樹脂で塗膜を作って日焼けや傷から守る
     ○様々な床材に使える
     ○滑りを防止する能力も高い
     ○ヒビ割れに強い
     ○バランスの良い性能
  • ウレタンフロアコーティング
     ○耐久年数が3年~10年
     ○低価格がウリ
     ○水生の者と油性の物とがある
     ○艶と厚みが感じられる仕上がりになる
     ○耐摩擦性に優れている

 

終わりに

フロアコーティング

フロアコーティングは、
床材を守るための物。

 

見た目の劣化を防げるし、
傷み汚れからも守れる。

 

だから優れているけど、
費用の問題がある。

 

数十万円になるから、
施行しないという手もある。

 

この辺りは床を守ることに、
数十万円の価値を感じるかが、
判断の基準になってくる。

 

また業者も乱立している状態だから、
業者選びにも慎重になりたいところ。

 

そういった事情があるから、
フロアコーティングを行うかは、
よ~く考えてから判断しようね☆-( ^-゚)v

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