素麺を贈り物にするのは、
お中元の時期の定番と言える。
これは素麺は夏の食べ物だと、
世間で認識されている影響が大きい。
そんな素麺なんだけど、
一般的な機械で作られた物と、
職人が作った素麺とがあるんだよね。
今回は、
職人の作った素麺である手延べそうめんの話と、
おすすめの素麺についてお伝えするよ。
素麺は細いほど高級
基本的に素麺は、
細いほど高級とされている。
細い素麺というのは機械では作れず、
素麺師と呼ばれる職人にしか作れない。
このため大量生産できないことと、
細いほど見た目が美しくなる事が、
高級になる主な理由と言われている。
もちろん食べた感じも、
細さによって違いが生じるよ。
素麺は高級品だった
今でこそ、
誰でも食べられる素麺。
素麺の歴史を調べると、
製法が安定して来たのは、
江戸時代だとされている。
この時代の素麺は、
ひき臼で製粉した小麦を使っていたため、
贅沢品の一つとされていた。
このため、
農民が口にするのは禁止されていたと、
記録に残っているよ。
江戸時代に入り庶民の口に入るようになったけど
江戸時代に製法が安定して、
庶民も食べるようになった素麺。
その誕生なんだけど、
1200年前だと言われている。
この頃は、
宮廷だけで食べられる、
高級な麺という扱いだった。
またその後も、
藩主や将軍、宮廷に献上される、
高級食品であり続けた。
今でこそ素麺は身近な食品だけど、
どこか高級感を感じるのは、
こういった歴史的背景が、
あるからかもしれないね。
素麺を贈り物にする意味
素麺というのは、
お中元で贈られるとき、
特別な意味を持つ。
素麺は見た目から、
ご先祖様とその家とを繋ぐ糸とされる。
そして、
再会の喜びと家族の幸せ。
この2つが、
細く長く続くようにという意味も持つ。
更にはお盆の時期にご先祖様は、
馬に乗って家に帰ってきて、
牛に乗ってあの世に戻るとされている。
馬や牛に乗るとき、
手綱として使って下さいという意味もあるよ。
素麺を贈るのなら
素麺を贈り物にするのなら、
素麺師が作った手延べ素麺を贈ることになる。
職人の手作りなのだから、
スーパーなんかで買う素麺とは、
もっている意味が違ってくる。
私のような料理下手が作った料理と、
料亭で出される料理ぐらいに違うと言えば、
分かる──かな?
素麺師の素麺というのは、
長い修行をこなしたからこそ作れる物であって、
職人の人生が詰まっているとも言える。
そんなわけだから、
職人の技による素麺というのは、
贈り物としても良質と言えるんじゃないかな?
素麺を贈り物にするのなら?おすすめは伝統の……
素麺は、
お中元の定番とも言える贈り物。
とうぜん贈るのは、
素麺師が作った手延べ素麺。
さすがに機械で作った素麺は、
お中元向けではないからね。
ここで問題が生じる。
お中元のような歴史のある風習で、
素麺を贈るのであれば、
相応の格があった方が良いという事。
格を決める要素の一つが、
素麺を作っている会社の歴史。
できるだけ、
老舗と呼べるお店の素麺を贈りたい。
また、どうせ贈るのであれば、
喜ばれる形で贈りたい気持ちもある。
オススメの素麺は?
そこでオススメなのが、
池利さんの素麺。
160年以上をほこる、
三輪そうめんの老舗というだけでなく、
通信販売にも力を入れているみたい。
だから、
手延べ素麺のセットを見ても、
喜ばれそうなのが多いよ。
例えば、
七色そうめんなんかは、
縁起が良さそう。
どんな素麺があるかは、
公式ページを見てもらった方が、
早いかもね。
終わりに
今回は、
贈り物にする素麺のおすすめを、
お伝えしたよ。
ネットが普及したおかげで、
色々な物を手軽に買えるようになった。
今回ご紹介した老舗の素麺も、
手軽に買えるようになった物の1つ。
ネットは便利だね~本当に、ね☆-( ^-゚)v