陶器は意外と家に多く存在する。
このため引っ越しなどのために住居を徹底的に掃除をしたら、大量に不要な陶器が出てきたという話を聞くことが多い。
考えてみると、陶器は生活をしていると少しずつ増えていくし捨てる機会も少ない物なのかもしれない。
そんな陶器を手放す方法だけど、ゴミとして捨てるパターンと売ったり寄付をして誰かに譲るパターンの2つに分けられる。
陶器の捨て方の基本3つ
全てのゴミは、自治会によって捨て方のルールが異なっている場合があるので、住んでいる場所の自治会のホームページの確認は必須となると最初におことわりさせて頂く。
世間一般の傾向として陶器を捨てるときは、割れていない場合、割れている場合、自治会が定めるサイズを超えているかどうかのパターンにより捨て方に違いが出てくる。
また1度のゴミ出しで捨てられる陶器の数が決まっている自治会もあるので、この点にも注意をしたい。
陶器が割れていない場合の捨て方
陶器が割れていない場合、不燃ゴミとして出す地域がほとんど。
割れる可能性を考慮して、厚紙や新聞紙で包んだ物を袋に入れる。そして入れた袋には”陶器が入っている”旨を大きく書き記す必要がある。
ここまで行ったてからゴミとして出すようにしよう。
陶器が割れている場合の捨て方
陶器が割れている場合は、割れていない場合と比べて袋に書く言葉に違いがある。
だから、まずは厚紙や新聞紙で包んだ物を袋に入れる。そして入れた袋には”危険””割れ物”などの言葉を大きく書き記すという形になる。
自治会が定めるサイズを超えている場合
ゴミは自治会ごとに、捨てることのできるサイズが決められている。
この決められたサイズを超えるゴミを出す場合は粗大ゴミとして出す。
陶器のサイズが自治会が定めるサイズを超えている場合は粗大ゴミとして捨てることになる。
まずは住んでいる自治会のホームページなどを確認する。
このとき確認するのは回収をする日時、回収方法、出す場所、回収料金など。
一通り確認したら、自治体の粗大ごみ回収窓口に粗大ゴミ回収依頼の連絡を入れる
このときの連絡手段は、電話とメールのどちらかであることが多い。
そして連絡を入れたら、コンビニなどで”粗大ごみ回収券”などといった名前の各自治体の処理券を購入。
この回収券を、粗大ゴミをまとめた箱や袋の見えやすい場所に貼り付けて準備は終了。
あとは指定された日に粗大ゴミとして出すだけ。
捨てる以外の陶器の処分方法
自治体によっては、ゴミとして1度に出せる陶器の数が決まっている場合もある。
だから家を徹底的に掃除をするなどして、大量の陶器が出た場合などは困ってしまうことも。
そのような場合を考えると、ゴミとして捨てる以外の選択肢も知っておいた方が良いかもしれない。
ここでは、そんなゴミとして捨てる以外の選択肢をいくつかご紹介させていただく。
フリマアプリ
スマホの普及により、フリマアプリを利用する方も増えた。
このフリマアプリの代表格が、メルカリ、ラクマ、ヤフオク。
陶器が未使用でも使用済みでも出品は可能。
ただ色々と手間がかかる。
購入者とのやり取り、梱包、発送作業、出品の際の説明や写真撮影など。
だからフリマアプリを利用する場合は、色々と勉強してからになる。
リサイクルショップ
リサイクルショップには、色々な売り方がある。
だから自分に合った方法を選ぶことが大切になる。
- 店頭に持ち込む
○自分でお店にもっていく方法
○その場で査定してもらえる - 郵送査定
○宅配便で登記を郵送する方法
○買取金額は銀行振り込み
○送料は自己負担とお店負担の場合が - 出張買取
○大量に売る場合に利用可能 - 不用品回収業者
○売れる物の幅が広い
→大型家電なども売れる
○回収費用は自己負担の場合が多い
自分の住んでいる地域に対応する業者があるのかは、ネットで検索すればわりと見つかる。
寄付
陶器だけでなく色々なものが、NPOや民間団体では寄付を受け付けている。
送料は基本的に自己負担になるけど、寄付できる物の種類は多いので一度に多くの物を処分できる。
陶器以外の素材の処分方法
最後に陶器以外の素材の処分方法についてお伝えしておく。
これらも陶器と同様に地域によってルールが違う場合が多い点には注意をしよう。
ガラス製品
ガラス製品の処分は陶器と同じ場合が多い。
捨てる時は厚紙や新聞紙で包んでから袋に入れてガラス製品である旨を書くことになる。
これらの措置は回収する人がケガをしないためのもの。
もちろん不燃ゴミ(燃えないごみ)として出す場合が多い。
割れている場合も陶器と同様で、厚紙や新聞紙で包んでから袋に入れたら割れ物である旨を書いて出す。
プラスチック製品
自治体によってゴミの出し方が分かれることが多いのがプラスチック製品の特長。
燃えるゴミとして出す地域が多いけど、プラスチックゴミとして分別する場合もある。
木製品
木製品は可燃ゴミとして扱うことが多い。
割れている場合は、回収する方がケガをしないように新聞紙などで包むことを求められる。
金属製品
金属製品は、資源ゴミか燃えないゴミとして扱う地域が多い。
一部の地域では金属ゴミという分類になったり、不燃ゴミとして扱われることも。
この金属ゴミは尖っているとケガをしやすいので、新聞紙で包むなどの措置を行う必要のあるものもある。
またサイズの大きい製品も多いという特徴もあり、30cm以上の物である場合は素材ごみ扱いとなる。
粗大ゴミ
粗大ゴミとするサイズの定義は、自治会によって異なる場合が多い。
陶器以外の粗大ゴミも捨て方は同じ。
自治会の粗大ゴミ回収窓口に連絡し回収を依頼→粗大ごみ回収券をコンビニなどで購入→ゴミの見える位置に貼るという感じになる。
おわりに
今回は陶器の捨て方についてお伝えした。
自治体によって違うけど、だいたい今回の記事でお伝えしたような感じで捨てることになる。
捨て方自体は難しくないけど、問題は捨てる数が多い場合。
自治体によっては1度に捨てられる数に制限がある。
そのような場合は数回に分けて捨てるか、業者にお願いするかなどの工夫が必要となる。
だから引っ越しなどで大量の陶器が出てきた場合は捨てるのが少し大変かもしれないから覚悟が必要かもしれないね☆-( ^-゚)v