うつ病で気分が沈みがちになると言葉に敏感になる。

 

このため何気ない言葉で傷付けたり、思いやりのつもりが追い詰めたり……。

 

そんな感じでうつ病の時期というのは繊細な時期だから、向ける言葉には注意をしないといけない。

 

今日はうつ病になった人と接する時、何が禁句になるかをお伝えする。

 

うつ病は治療を続けることで、多くの人は改善していく。

 

だから焦らずに見守っていくことが大切。

 

焦らずに待つ間、傷付けないためにも禁句について知っておこう。

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接し方の基本

うつ病になると落ち込むだけでなく、自分を否定しがちになる。

 

だから不安感も募るし、自分にイライラもする。

 

このため小さなキッカケで、感情を爆発させてしまうこともある。

 

こんな時は相手の感情が落ち着くまで、そっとしておくことも必要。

 

接し方の基本
  • うつ病になると
     〇ネガティブになる
     〇話を聞くだけでも心の緊張を軽減する
  • うつ病の人が話している時は口を挟まない
     うつ病は思考にモヤがかかる時がある
     至高が整理できず話の内容に矛盾が生じることも
     矛盾を感じても話の途中で口を挟まず聞くのが大切
  • 相手を励ましたくなったら?
     相手の背中をさするなどのスキンシップで
     言葉では励まさない

 

うつ病での接し方 禁句は?

うつ病になった人への接し方で、禁句となるのは主に3種類ある。

 

禁句は大きく分けて3種類
  • うつを軽く扱う言葉
  • 感情的な言葉
  • 励ましの言葉

 

この3種類の言葉には、可能な限り気を付けて接したい。

 

これから、これらの言葉についてより詳しくお伝えしていこうと思う。

うつを軽く扱う言葉

心というのは見えないから、軽く扱う人が多い傾向にある。

 

特に日本は、こういった心の脆い部分との接し方が、他の国よりも遅れているとされている。

 

だから私たち日本人は、自分の常識でうつ病の方と接していると遅れた知識で相手を傷つけてしまうことが多い。

 

軽く考えて発した言葉が、相手を傷つけ追い詰めることも……。

 

うつを軽く扱う言葉が禁句の理由
  • 心のバランスが極端に傾きやすくなる
     〇心が揺れている時が多い
      →愛情を求める心と拒絶を恐れる心などとで
  • 心のバランスが傾きやすい
     〇うつ病の苦しみを軽く扱うわれると
      →自分を見ていないと感じる

 

うつを軽く扱う言葉とは?
  • 苦しい思いをしている人は沢山いる
  • 運動でもして気分を変えない?
  • いつまでも落ち込んでいないで!
  • たいした事じゃない。
  • 誰でも落ち込む時はあるよ。

 

感情的な言葉

感情的な言葉や表現は、一般的に思われているよりも人を傷つける力が強い

 

うつ病時には自信が失われていて、自尊心を維持しづらくなる。

 

だから感情的な言葉を浴びると、自分を守れずに深く傷つきやすいんだ。

 

感情的な言葉が禁句である理由▲▲
  • うつ病は欲求を低下させる
     よって行動する気力も起こらない
     行動できなくて怠けているように見られる
     本人は苦しんでいる場合が多い
  • 自責の念も強くなる
     感情的な言葉で強く自分を責めたりする
  • 自信を失いがちに
     自信がなければ自分を傷つける言葉を跳ね返せない
     自分を守れず感情的な言葉が心に突き刺さることに

 

 

感情的な言葉の例
  • あなたの為にやったのに…
  • 少しは動いて!
  • 私を困らせないで!
  • 邪魔をしないで!
  • なんで●●をしないの!
  • まったく…

 

励ましの言葉

励ましの言葉が、うつ病の人を追い込むことは有名。

 

励ましの言葉は、頑張れという意味がある。

 

でも頑張れなくなるのがうつ病なので、本人も頑張れない自分に苦しむことが多い。

 

励ましの言葉が禁句の理由
  • 頑張り過ぎたのがうつ病の原因
     頑張りたくても頑張れない状態
  • 頑張れないことに本人が苦しんでいる
     苦しんでいる相手を追い込む言葉にしかならない

 

励ましの言葉の例
  • 元気を出せ
  • 頑張れ
  • 君ならやれる
  • 君なら大丈夫

 

まとめ

今回はうつ病時の禁句について。

 

うつ病といえば、ネットで広告を見かけることも多くなったよね。

 

それだけ広く知られるようになり、うつ病への理解が進んだって思いたいけど…

 

対応の遅れている会社が多いのは少し悲しいトコロ。

 

会社とかはうつ病の理解が遅れていても、僕達個人のレベルでは、誰かを傷つけないように、うつ病への理解を少しでも深めておこう。

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