
インフルエンザの予防接種では副作用が出ることがある。
注射を打った場所が、腫れたり熱が出たりね。
今回のリサーチでまとめたのは、そんなインフルエンザ予防接種の副作用。
インフルエンザの予防接種前に知りたい副作用の話だよ☆-( ^-゚)v
記事の注意点
本来は副反応が正しい。
でも医師の方にも副反応を副作用と呼ぶ方も多いので、今回の記事では副作用と書く。
インフルエンザのワクチンについて
インフルエンザの予防接種では、不活化ワクチンというものが使われる。
不活化ワクチンは化学的に手を加えられており病原性が存在しない。
このため予防接種をしてもインフルエンザに罹ることはない。
予防接種の副作用について
ワクチン接種による副作用は避けようのない症状。
このことを理解するには以下の2点を知っておく必要がある。
- 予防接種というものは、異物を強制的に体内へと入れて免疫反応を呼び起こす。そして異物を排除するため、抗体を体に作らせるのが目的。
- 風邪を思い出してもらえると、発熱が体の防衛反応だって分かるよね。
以上のことからワクチン接種後の発熱も、異物を追い出すための防衛反応と言うのが分かるはず。
必ずしも副作用(副反応)とは限らない
インフルエンザの予防接種後に発熱したとしても必ずしも副作用が原因とは限らない。
冬季によくある呼吸疾患が原因の事もあるからね。
インフルエンザの予防接種後の副作用
ここではインフルエンザの予防接種後に出る副作用についてまとめるよ。
- 一般的な症状
○嘔吐
○下痢
○吐き気
○筋肉痛
○関節痛
○かゆみ
○頭痛
○さむけ
○倦怠感
○発熱
○じんましん - 接種した場所に出る症状
○赤くなる
○痛みが出る
○腫れる - 重い副作用
○ショック症状
○意識障害
○運動障害
○呼吸困難
○けいれん
○ギラン・バレー症候群
→手足のマヒや痺れ
○痙攣
○脳炎
○脳症
○黄疸
○嘔吐
○高熱
代表的な症状はこんな感じ。
ちなみに副作用は以下の可確率で出る。
- 10%~20%で出る症状
○症状
ワクチン接種した場所の赤み、痛み、腫れ
○いずれも2~3日で回復する - 5%~10%で出る症状 発熱
○症状:頭痛、さむけ、倦怠感
○いずれも2~3日で回復する
危険な副作用について
ここでは特に危険な副作用をまとめておくよ。
- インフルエンザ脳症
○インフルエンザがキッカケとなる
○症状が出ると、けいれん、意識障害が生じる
○6歳以下の子どもが発症する
→1歳がピーク
○死亡率が15%
○後遺症が残る確率が25% - アナフィラキシーショック反応
○発熱よりも危険とされている
○呼吸困難や窒息などが生じる
まとめ
今回のリサーチでは、インフルエンザの予防接種による副作用についてまとめた。
症状によってはかなり怖い副作用。
でもインフルエンザの予防接種はインフルエンザによる重症化を退けたりする。
インフルエンザの予防接種は、デメリットとメリットを考えた上で接種するか決めた方がいいかもね☆-( ^-゚)v
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大人のインフルエンザの予防接種は、料金が気になる方も多いかも。
予防接種後
インフルエンザの予防接種後にアルコールを飲むのは、24時間さけた方がいいとされている。
予防接種の副作用
予防接種には色々な副作用がある。
だから予防接種の後は30分ほど、その医療機関にいた方がいいとされている。
これは副作用が出た場合、すぐに医療関係者に相談できるから。
赤ちゃんや子供の予防接種
予防接種を打つ場合、赤ちゃんの時は大人の時よりも注意が必要となる。