七夕が近付けば、街のあちこちに笹が飾られるようになる。
この笹なんだけど、どのように準備をすればいいのだろう?
七夕で使う笹の買い方たと代用品について今回はリサーチしてみた。
七夕の準備に関する情報さ☆-( ^-゚)v
七夕の笹は竹と違うの?
竹と笹って同じ物なんじゃぁ?
そんな印象がある。
でも実際は、竹も笹もイネ科タケ亜科に属しているけど違う植物。
違い1:茎の部分の皮
竹というのは成長すると、茎の部分に皮は無くなってツルツルになる。
一方で笹というのは、成長しても皮が剥けずにずっと残る。
違い2:茎の節から出ている枝
茎の節から出ている、枝の本数が2本であれば竹。
枝の本数が3本を超えれば笹。
こういった違いがある。
違い3:竹と笹の高さの違い
竹という名前は、高いという言葉が語源。
笹という名前は、ささやかという言葉が語源。
とうぜん高さは、竹の方が高く、笹の方が低い。
こういった違いがあるよ。
竹の笹がない場合
七夕飾りは、笹に吊り下げるのが基本スタイル。
でも、笹が家にない場合も──。
そんな時には、笹を購入するか、代わりを用意するかの、2択になるよね。
笹を買える場所
笹は日持ちしないため、七夕のために販売されるのは七夕が近くになってから。
だから大きい花屋やホームセンターで、七夕が近くなったら笹を探してみましょう。
このとき、笹の入荷予定があるかどうかを、事前に聞いておいた方がいいかもしれない。
笹の代用品を用意する場合
笹を飾るスペースがないなど、なんらかの理由があって笹を用意できない場合もある。
そんな時には、笹の代用品を用意しましょう。
七夕というのは厳密な儀式ではないから代用品でも問題がない。
一番楽なのは、大きな紙を用意してそこに笹の絵を書くこと。
絵を書いたら壁に貼りつけて、願いごとを書いた短冊を飾る。
これだけでOK。
100円均一には、小さな笹(プラスチック)が売っているから、絵にこれらを貼ってもいいかも。
立体的な笹の代わりを作るのはどうかなって思う
七夕をするのなら、笹の代わりを用意したい。
このように考える気持ちは分かる。
でも七夕飾りを着ける事を考えると、ある程度の強度が必要となる。
一定以上の強度が無いと、飾りをつけ過ぎると折れる。
また、外に置いて風に晒す場合も折れるなどの問題が生じるので注意が必要。
こういった強度の問題を考えると、折れたあと危ないから大きな物は避けた方がいいんじゃないかな?
特に子供のいるご家庭であれば、少し寂しいけど我慢をした方がいいと思う。
もしどうしても欲しい場合は、amazonに”笹”と入力するといくつも出てくるから、それを利用した方がいいかもしれない。
ちなみに、出てくる大半は造花だよ。
でも小さい奴なら、自作という手も──↓
なんだったら手作りで数本の笹(の代わり)を用意するのみょいかもしれない。
3つ目の選択肢
家に笹がない!
こんな場合、地域のイベントをチェックしてみると、笹に願いを書くという物を発見できる場合があるよ。
こういったイベントであれば、当然だけど笹の心配は必要がない。
もちろん面倒な笹の処分も必要がない。
願いを叶えたいのなら
願いを叶えたい場合、やはり笹を用意した方がいい。
笹は神聖で特別な植物として、昔から扱われてきたからね。
神聖な植物に願い事を託した方が、願いごとが叶いやすい気がする。
だから笹を用意したいところだけど、飾るスペースがない場合もある。
そんなときには、笹の枝を誰からかもらって、それに飾っておくというのも、手なんじゃないかな?
七夕の笹を飾るのはいつまで?
七夕の笹というのは、6日に飾りつけて7日の夜には片付けるのが正しいとされている。
でも多くの場所では、7日以降も出しているけどね。
それだけ緩いイベントだから、この辺りは慎重にならなくてもいいかもしれないよ。
でも願いを叶えたい場合は、やはり正式なルールに従った方が良いんじゃないかな~?
七夕で使った笹の処分について
七夕で使った笹は、すぐに枯れてしまう。
これは七夕の魔力が切れたから──ではない。
単純に笹は日持ちしないから。
だから七夕を過ぎた頃には、笹を処分しなければいけない。
多くの家庭では燃えるゴミとして
多くの家庭では、燃えるゴミとして出している。
笹をゴミ袋に入るまで、小さくへし折ってそれで捨てる。
でも、この方法だと何か──少し胸につっかえる物がある。
だから、別の方法を使ってもいいかも。
七夕の笹を捨てる他の方法
七夕の笹は昔は川に流していた。
でも今は環境の問題から禁止という場所が多い。
では他に、どんな方法が良いのかというと──地域で笹や短冊を集めて一斉に燃やすという方法。
笹や短冊を燃やす事の意味
行っていない地域もあるけど、七夕の笹や短冊を燃やす行為には、ちょっとした謂れれがある。
その謂れというのは、燃やす事で願いが煙に変わって、天に届くという物。
ただ地域によっては、条例で禁止されていたり近所の迷惑になるという理由からダメという地域も。
だから個人で燃やすのであれば、禁止されていないか注意をしよう。
七夕の笹を神社でお焚き上げ
他の方法としては、神社でのお焚き上げがある。
神社によっては、七夕の日に笹をもっていくと、お焚き上げをしてくれる場所もあるよ。
でも、全ての神社で行っているわけではない。
だから事前に、確認をすることをお忘れなく。
土に埋める
七夕の笹なんだけど、地域によっては庭に埋めて土に還す所もある。
庭のあるご家庭であれば、試してもいいかもね。
七夕の短冊は捨てる?
七夕の短冊なんだけど、捨てるのが基本。
子供のいる家庭であれば、思い出に~と思うかもしれないけど、その場合は写真なんかに撮って、残しておくという手がある。
そうしないと、ドンドン溜まっていくよ。
七夕の短冊の処分方法
短冊の処分方法なんだけど、基本は以下の3つ。
- 焼却処分
- 神社でお焚き上げ
- 白い紙に包んで捨てる
このうち焼却処分と、神社でのお焚き上げは、笹と一緒にやる場合が多い。
では白い紙に包んで、捨てる行為はというと──。
短冊を白い紙に包んで捨てる行為について
短冊を白い紙に包んで捨てるのは、それは願いの浄化を意味する。
白い紙で包む行為というのは、昔から浄化を意味してきた。
このことにより、短冊に書いた願いへの想いが浄化されるわけなのだから、ゴミとして捨てても問題が無くなる。
これは、手軽な処分方法と言えるよね。
このときに浄化されるのは、短冊に残っている想い。
七夕の日に短冊を飾った時点で天に願いが届いているわけなのだから、この想いは浄化しても問題はないよ。
終わりに
今回は七夕の笹の代わりについてお伝えした。
障子紙のような大きな紙を使うとか、とにかく大きな紙さえあれば可能な絵を代用するのは楽だと思う。
なんだったら、100円均一で売っている大きな紙を何枚か並べても良いだろうね。
または、造花の笹を買って毎年使うか──。
この辺りは、好みで選べばいいんじゃないかな☆-( ^-゚)v
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