梅シロップのよくある失敗が発酵してしまうということ。
でも発酵をしても飲めるから、梅シロップが無駄になることはない。
今回は、発酵した梅シロップの飲み方やら何やらをお伝えするよ。
気軽に楽しめる手作りな梅シロップのお話さ☆-( ^-゚)v
梅シロップの賞味期限
梅シロップの賞味期限は半年~1年ほど。
きちんと密封して1年ほどだから、半年ほどが賞味期限だと思った方が安全だと言える。
でも常温で保存した場合は、半年を過ぎると発酵の可能性が凄く高くなる。
このことから長く梅シロップを楽しみたい場合は、冷蔵庫などでの保存がオススメといえるね。
なお空気の出入りがある場合は、半年以内でも発酵の可能性があるからこの点にも注意をしよう。
梅シロップは発酵しても飲めるの?
梅シロップは発酵しても飲める。
でも風味は悪くなる。
それにアルコール分が心配になるから、子供は飲めないなどの問題も出る。
だから、なるべく梅シロップの発酵はなるべく避けたいところ。
発酵した梅シロップの扱い方
発酵した梅シロップは、その発酵の進行度によってどう扱うかを変える必要がある。
- 発酵の進行度:少ない
○冷蔵庫に入れるだけで良い - 発酵の進行度:高い
○梅シロップを煮たててアルコールを飛ばせば飲める
→でも風味が悪くなる
発酵が進んだ場合の対処法を、もう少し詳しく見てみよう。
発酵が進んでいる時の対処法
発酵したときは、早めに対処をしないとヤバい。
発酵したまま放置しておくと容器が破損してしまう可能性がある。
その結果、甘いシロップが辺りに散らばって──。
では、発酵が進んでいる場合の対処法をご紹介するよ。
- 少しずつ空気を抜きながらフタを開ける
○膨張しているので中が吹き出る可能性がある - 梅を別のボールなどに移す
- シロップをガーゼなどを使ってこす
- シロップを鍋に移す
○使う鍋は錆びにくい物
→ステンレス、ホーロー鍋、土鍋などの
○梅のエキスは酸が強い
→アルミ鍋などは溶けてしまう - 鍋を火にかける
- アクをすくいながら加熱する
- アクが出なくなったら火を止める
- 鍋を氷水に浸ける
○飛ぶ風味が少なくなるよう早めに熱をとるため - 冷めたら容器に入れる
○容器は殺菌後に完全に乾かす - 冷蔵庫で保存する
○漬けて10日以内なら梅と一緒に保存
保存瓶はしっかり殺菌を使用
発酵した梅シロップを入れる保存瓶は、しっかりと殺菌をしておこう。
殺菌を失敗すると、シロップが長持ちしなかったり、また発酵したりと悪いことばかり起こるからね。
簡単な殺菌方法はというと──
- 洗浄する
- 70度程のお湯で殺菌する
- 逆さにして乾かす
- ホワイトリカーなどで拭く
○ホワイトリカーなどは
→キッチンペーパーなどに浸して使う
梅シロップの発酵を防ぐ方法
梅シロップは、発酵をしても飲めるけど風味などは格段に下がる。
だから発酵を防ぐために事前の準備を行っておこう。
発酵の原因
発酵の原因は、容器や梅に付いた雑菌が死滅していない場合がある。
梅に付いた雑菌は、洗浄後にしっかりと拭か無かったのが原因の場合が多いから注意しよう。
容器の雑菌については、コチラの記事を参考にしてね。
発酵の原因2
糖度が低い砂糖を使った場合、菌が繁殖してしまう場合がある。
だから梅シロップ作りには、キビ砂糖や三温糖といった砂糖は避けよう。
またハチミツを使った場合も、糖度の問題から発酵しやすくなるよ。
発酵の原因3
梅シロップを漬けた容器を、1日に1回混ぜない場合も発酵しやすくなる。
特に最初の時期は、2回~3回は1日に混ぜないと空気に触れて梅が傷んでしまう。
このことに関する記事は、コチラを確認してね。
終わりに
今回は、梅シロップが発酵しても、飲めることについてお伝えしたよ。
飲めるけど風味が落ちるから発酵は避けたいところ。
発酵を防ぐには、保存瓶の殺菌と糖度の高い砂糖を使うこと1日に2回は混ぜること。
これらには、最低でも注意したい。
でも梅シロップ作りは基本的な作り方は楽だから、そんなには負担にならないと思うよ☆-( ^-゚)v
梅関連の記事
梅シロップが持つ効能についての記事。
梅酢関連の記事
梅酢を飲む事を習慣化するのを阻むのは、その飲みにくさが特に大きい。
kろえは梅酢の飲み方の工夫を知る事で、習慣化をしやすくなるというkと尾。
梅酢の効能
梅酢の効能についての記事。
梅酒関連の記事
梅酒の中にある梅の実には、色々な使い方がある。