肺がんは怖い病気として知られている・
この肺がんは怖い事は知られていても、具体的な生存率はあまり知られていない。
今回のリサーチでは、肺がんの生存率についてまとめた。
肺がんの生存率は?
肺がんは怖い病気だという話は一般的に知られている。
では生存率は、どれだけあるのだろう?
肺がんの生存率でよく言われるのが、5年生存率。
5年生存率とは?
5年生存率というのは、最初の治療から5年後に、生存しているかを示す割合。
ただし、肺がんにも種類がある。
このため生存率は、病期と肺がんの種類によっても変わる。
さらに十数年後も、元気に生活している方もいる。
だから5年生存率は、絶対的な物ではない点には注意したい。
- 非小細胞肺がん
○ステージⅠ:70~80パーセント
○ステージⅡ:50~60パーセント
○ステージⅢ:30~40パーセント
○ステージⅣ:50~60パーセント
上の例をみると、ステージⅠは生存率が高い。
しかしステージⅡ以降は、生存率が急激に下がるのが分かる。
このことから早期の治療により、生存率が大きく高まることが分かるはず。
肺がんの末期について
肺がんの末期になると、直すのは難しいとされている。
基本的に末期の状態は、手を施せない状態とされている。
しかし末期から治ったという例もある。
そのような方は、以下のような事をしたといわれている。
- 血行促進
○自律神経の改善につながる - 免疫力強化
○免疫力アップは肺がん治療全般に大切 - ストレス解消
○ストレスは免疫力低下の原因
しかし病院で受ける、専門の治療方法ではない。
だから、これらの行動は、医師と相談しながら進める必要がある。
肺がんの再発率
肺がんの恐ろしいところに、治ったと思った後に起こる再発がある。
その再発率は、一体何%あるのだろう?
再発率は何パーセントか?
肺がんの再発は、10%~20%だと言われている。
およそ10人に1人~2人が、再発する計算となる。
ただ再発した場合でも、早めの対処で治る可能性がある。
だから過去に肺がん治療を受けた場合は、定期的な検査を受けることが大切になる。
肺がんの再発について
肺がんは再発すると、進行が早くなり治療が困難になる。
なぜ進行が早くなるのかというと、過去の治療で使用した抗がん剤に、がん細胞が耐性を持ち効果が薄れるため。
このため過去とは別の治療方法が必要となる。
再発後の治療方法
肺がんが再発した場合は、過去に使っていない薬を使う。
そして手術や放射線療法を使い、治療を進めていくこととなる。
まとめ
恐ろしい病気である肺がん。
書いたとおり、ステージⅠとステージⅡとでは、生存率に大きな違いがある。
これほどの生存率の違いが生じるのは、重い病気である証とも言える。
風邪と勘違いしやすいとも言われているから、病院で診察を受ける習慣が、早期発見のカギとなるのかもしれない。
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