甘酒は別名、飲む天敵──もとい飲む点滴

 

ただ甘酒には、
酒粕米麹で作られた2種類がある。a1750_000001

 

このうち、
飲む点滴と呼ばれているのは、
米麹で作られた甘酒の方。

 

でも酒粕で作られた甘酒には、
美容の面で優れた効用がある。

 

今回のリサーチでは、
甘酒効能をまとめたよ。

 

栄養たっぷりな甘酒についての情報さ☆-( ^-゚)v

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米麹と酒粕の読み方

酒粕=さけかす

米麹=こめこうじ

 

酒粕と米麹の甘酒の特徴

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甘酒には、
酒粕で作られた物と、
米麹で作られた物とがある。

 

これらの大まかな特徴をまとめると……。

 

酒粕と米麹の甘酒の特徴
  • 酒粕の甘酒
     ○甘さがないので砂糖を加える場合が多い
     ○アルコールをふくんでいる甘酒
  • 米麹の甘酒
     ○米麹を煮詰めて作る
     ○麹が糖に変わるので自然な甘さになる
     ○アルコールは含まれていない

 

酒粕の甘酒と米麹の甘酒とでは、
含まれている栄養成分が違う

 

では、それぞれに、
どんな栄養成分があるのか見て行こう。

 

酒粕の甘酒の栄養成分と効能

酒粕というのは、
日本酒を絞ったあとに残る、
白い固形物のことを指す。

 

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酒粕を使った甘酒というのは、
この酒粕を水に溶かして作られるけど、
甘味が薄い

 

このため砂糖を加えることになるよ。

 

それと米麹の甘酒と違って、
アルコールが含まれる点に注意したい。

 

アルコールが含まれているから、
以下のような人は特に注意しよう。

 

酒粕の甘酒に注意したい人
  • 妊婦さん
  • 子ども
  • 車を運転する人
  • 未成年者

 

これらの人が甘酒を飲む前には、
酒粕製か米麹製か確認するようにしようね。

 

酒粕の甘酒の栄養成分や効能

酒粕の甘酒は、
美容に良い成分が多い。

 

不溶性食物繊維が多いし、
ビタミンやたんぱく質に関しては、
米麹製の甘酒に比べて、
数倍も入っている。

 

酒粕の甘酒の代表的な栄養成分
  • 不溶性食物繊維
     ○便秘に良い
  • ビタミンB
     ○美白効果のある栄養成分
  • たんぱく質
  • レジスタントプロテイン
  • スフィンゴ脂質

 

酒粕の甘酒の効能について

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酒粕の甘酒には、
他にも様々な効能が期待できる。

 

例えば……

悪玉コレステロールを減らし
善玉コレステロールを増やす働き。

 

あと、
インスリンと同じように働く物質も、
含まれている。

 

でも特に注目したいのは、
レジスタントプロテインとスフィンゴ脂質

 

酒粕の甘酒の効能で注目!レジスタントプロテイン

酒粕の甘酒で、
注目したい効能を生む、
レジスタントプロテイン

 

この栄養成分のおかげで、
酒粕の甘酒は、
油っこい食べ物に良い効果を発揮する。

 

レジスタントプロテインは、
消化されにくく、を取り込んで、
体外に排出する。

 

このため悪玉コレステロールが、
減少するんだ。

 

レジスタントプロテインについて

レジスタントプロテインは、
お米に含まれている。

 

お米を使って日本酒を作る時、
麹と酵母によってタンパク質などは、
分解されていくんだけど──。

 

レジスタントプロテインは、
分解されにくいタンパク質。

 

このため、
酒粕となることで、
濃縮されているんだよ。

 

酒粕の甘酒の効能で注目!スフィンゴ脂質

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スフィンゴ脂質が含まれるおかげで、
酒粕の甘酒は美容に良い効果がある。

 

酒粕の甘酒に含まれるスフィンゴ脂質は、
セラミドの成分。

 

スフィンゴ脂質の働きは何かというと、
肌の角質層で細胞同士を繋げて、
肌の潤いを保つこと。

 

シミの元として有名な、
メラニン色素であるチロシナーゼが、
活性しないように抑えて、
紫外線を浴びてもシミができにくくしてくれる。

 

こういった健康的な肌を作る効果が、
スフィンゴ脂質のおかげで、
酒粕の甘酒の効能として存在するんだ。

 

甘酒を飲むのなら米麹を

甘酒には、
酒粕から作る甘酒と、
米麹から作る甘酒がある。

 

美容面では酒粕の方が強いけど、
健康効果を期待して甘酒を飲むのなら、
米麹から作る甘酒の方が良い。

 

米麹製の甘酒は、
調理過程で最高の温度が60℃

 

一方で酒粕製の甘酒は、
調理過程で60℃以上に加熱する。

 

このため、
酒粕製の甘酒よりも米麹製の甘酒の方が、
酵素やビタミンの損傷が少ない。

 

ちなみに甘酒の酵素は、
デンプン分解酵素や、
タンパク質分解酵素が多いから、
胃の消化を助けてくれるよ。

 

だから甘酒を飲むと、
消化の消費エネルギーが、
少なくて済むことが期待できる。

 

この効果は、
夏バテの時みたいに、
体力が減少している場合に、
ありがたいよね。

 

米麹の甘酒の効能について

米麹の甘酒は、
米麹、水、米を発酵させて作る。

 

発酵させると、
米のデンプン質がブドウ糖に変わるため、
米麹の甘酒には自然な甘みがある。

 

また、
アルコールを含まないという、
特徴もある。

 

よって酒粕の甘酒とは違って、
米麹の甘酒は妊婦さんや子どもでも、
安心して飲めるんだ。

 

それに米麹の甘酒は、
栄養価がすごくて、
飲む点滴とすら言われているよ。

 

米麹の甘酒に含まれる代表的な栄養成分
  • ビタミンB群
     ○B1
     ○B2
     ○B6
  • アミノ酸
     ○システイン
     ○グルタミン
     ○アルギニン
  • オリゴ糖
  • 葉酸
  • コウジ酸
  • ブドウ糖
  • 食物繊維
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米麹の甘酒の効能について

米麹の甘酒は、
飲む点滴と呼ばれるだけあって、
とても栄養価が高い。

 

だから体が弱っているときに飲むと、
良い効果が期待できる。

 

それ以外にも、
便秘の改善効果もある。

 

米麹の甘酒の効能!便秘改善効果

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米麹の甘酒に含まれるオリゴ糖は、
便秘解消に役立つ。

 

米麹の甘酒にはオリゴ糖だけでなく、
食物繊維も含まれている。

 

このため、
食物繊維が悪玉菌を減らし、
オリゴ糖が腸内の善玉菌を増やす。

 

もちろん食物繊維の効果により、
腸内の老廃物も減らすことが可能。

 

米麹の甘酒の効能!美肌効果

米麹の甘酒にも、
酒粕の甘酒と同様に、
美肌に関する効能がある。

 

米麹の甘酒の美肌効果は、
ビタミンB群とコウジ酸によるもの。

 

ビタミンB群は、
美肌ビタミンと呼ばれていて有名だよね。

ビタミンB群は、
皮膚の新陳代謝を助けたりする。

 

※コメントで頂いた情報によると、
米麹のビタミンはごく微量なので効果が薄いとのことです。

 

コウジ酸は、
メラニンを抑制する。

 

あと肌を黄色くくすませる、
黄ぐすみの抑制効果があるよ。

 

甘酒の良い飲み方

甘酒には、
米麹の甘酒と酒粕の甘酒の、
2種類が存在している。

 

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どちらの甘酒もカロリーが高く、
1日に、約200mlが、
適量とも言われている。

 

でも人によっては、
毎日200mlを飲んでいたら、
飽きてしまうという人もいるかも。

 

そんな人は、
ホッとスムージーにして、
甘酒の効能を楽しんだらどうだろう?

 

スムージーにするだけなら、
甘酒のツブツブが苦手という人も、
飲めるからね。

 

朝なんかに、
果物や牛乳を好みに応じて混ぜ、
その後で甘酒を入れるだけで完成する。

 

終わりに

食事の前後に飲めば、
甘酒の酵素が消化をサポートしてくれるから、
食事の前後の飲酒もオススメ。

 

また栄養価が高いから、
朝食代わりにも飲めるよ。

 

もちろん朝食で飲むのなら、
アルコールの入った酒粕の甘酒は避けようね☆-( ^-゚)v

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