
冷蔵庫からキュッという音がして『エッ、マジで!?』と思いチョット焦った。
修理に出すにしても、中に入っている物を出すのが面倒臭いんですが?っていう感じだし……。
でも文明の利器たるネットを知る私!
とりあえずネットを使って検索。
すると答えが……えっ、マジ?
某質問サイトの答えを見て冷蔵庫近くのヤツを、火災警報器を確認してみる。
犯人はコイツだったよ。
火災警報器の中には10年が経つとキュッと人騒がせな音を出すヤツがいるとのことだった。
私の場合は間抜けな結果だったけど、冷蔵庫の異音というのは他にも色々な原因があるらしい。
冷蔵庫から異音がする場合は問い合わせ前に!
修理が必要な場合もあるけど、場合によっては修理を必要としない場合も多いみたいだ。
だから冷蔵庫から異音が聞こえ始めたら、まずはコンセントを抜いて数分の時間をおいてみる。
これで音がしなくなったら冷蔵庫の音ということになり、音が続くようであれば冷蔵庫以外の音となるのでこの点を確認してみる。(でもコンプレッサーなど一部のパーツは音が出る)
それでも解決しない場合
コンセントを抜いても解決しない場合は冷蔵庫の取扱説明書の確認。
で、この次に確認するのは各メーカーの修理診断ナビやよくある質問の確認。
それでも解決しない場合は、メーカーのカスタマーセンターや販売店への問い合わせとなる。
カスタマーセンターに連絡する場合に行いたい事
カスタマーセンターに連絡する場合は、冷蔵庫の裏側などに貼られている銘板で正確な冷蔵庫のメーカー型番を調べることが大切。
そして連絡を入れて型番と症状を伝えることで指示を仰ぐことになる。
なお冷蔵庫の異音については、無害なものも多いので取扱説明書を確認してからでないと余計な出費になりかねない。
だから冷蔵庫からの異音については、まず自分で確認することを徹底しよう。
冷蔵庫の異音について
冷蔵庫の異音は大きく分けて2種類に分けられる。
まず多くの冷蔵庫に共通する音。これは製氷機能や庫内を冷やすための基本的な機能による音のこと。
次にあるのが冷蔵庫の持つ特別な機能が原因の音。冷蔵庫は特別な機能をウリにしている物も多く、その機能が原因の異音が存在する。
こういった冷蔵庫の異音については、メーカーがyoutubeなどに動画として公開しているので型番やシリーズ名が分かる場合は動画を探してみるのも良いかもしれない。
無害な冷蔵庫の異音とその原因
メーカーの動画などを確認するのが一番だけど、無害な異音があると知っておけば少しは安心できるはず。
だから少しだけ無害な異音の例をお伝えさせていただこうと思う。
キュッキュッキュッ、クックックッ、ピッピッピッ
キュッキュッキュッ、クックックッ、ピッピッピッ=製氷のタンクの水を製氷皿にポンプアップする音かも。
タンクの水を空にした後で製氷機能を止める。再度水を入れて製氷機能を使って音がしたら製氷皿にポンプアップする音の可能性が高い。
キュルキュル
キュルキュル=液体フロンが膨張弁を通過する時の音かも。
これは定期的に聞こえる可能性のある音なので異常ではない可能性が高い。
カタカタ、カチカチ
カタカタ、カチカチ=ビン類の共振音かも。
圧縮機の回転にビン類が共振している場合に聞こえる音。
原因となるビンの位置を変えるだけで音が消えたら、ビン類の共振音だと考えられる。
また周囲の物や壁に冷蔵庫が本体や電源コード触れている場合も、同じようにカタカタ、カチカチと音がする場合がある。
キーン
キーン=圧縮機の運転音かも。
冷蔵庫内の温度が上昇した場合に聞こえる可能性の高い音。
ガラガラ
ガラガラ=自動製氷機の音かも。
自動製氷機から氷が離れる時などに生じることが多い音。
とりあえず製氷停止設定を使って音がしなくなったら、自動製氷機の音である可能性が高い。
おわりに
今回は冷蔵庫の異音についてお伝えした。
異音については、故障ではない場合も多いので慌てずに自分でチェックすることをお勧めする。
メーカーや購入店に相談するのはその後。
やっぱり自分で解決できた方が、冷蔵庫を修理に出したり業者さんに来てもらったりする手間が省けるから不便が少なくて済む。
少し手間をかけてよい場合は、youtubeなどで各種冷蔵庫の異音について音付きで動画が投稿されていることも多いのでコチラを確認したい。
まぁ、動画を確認するのかは人によるだろうけど、とりあえず取扱説明書を片手に音の原因を究明をすることまでは万人に共通する工程だと思った方が良いと思う。