バーベキュー

食欲の秋。

 

この言葉は、バーベキューにも適応される。

 

旬の食材が数多く存在する秋は、バーベキューでも色々な旬の食材を扱える季節となる。

 

このように秋は、多くの食材が旬を迎える時期でもあり、バーベキューで使用する食材の選択肢が豊富になる。

 

今回のの記事では、秋のバーベキューにおすすめとなる旬の食材をご紹介させて頂こうと思う。

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秋バーベキューの旬の食材

旬を迎えた食材は、その風味と栄養価が最高潮に達する。

 

例えば、秋であればサツマイモやカボチャは甘みが増し、魚介類ではサンマやカキが最も美味しい時期を迎える。

 

こういった旬をむかえた食材は、味や栄養素があるだけでなく、季節の移り変わりを感じさせる、一種のイベント性がある。

 

秋が旬となるベーベキュー向けの食材

この章では、秋に旬を迎えるバーベキュー向けの食材をご紹介させて頂く。

 

鶏肉

  • 食材名: 鶏もも肉、鶏むね肉、手羽先
  • : 秋(9月~11月)
  • 選び方: 肉の色が均一で、鮮やかなピンク色をしているもの。肉の表面がしっとりとしており、弾力があること。
  • 栄養価: 高たんぱくで低脂肪、ビタミンB群が豊富。
  • 保存方法: 冷蔵庫で密閉容器に入れ、2日以内に調理する。
  • レシピ: 秋の味覚焼き鳥:鶏肉に秋の香りをまとわせた焼き鳥。醤油、みりん、酒で作る特製タレを絡めて焼き上げる。

 

サンマ

  • 食材名: サンマ
  • : 秋(9月~11月)
  • 選び方: 身がふっくらしていて、目がクリアで腹部が白いものを選びます。
  • 栄養価: DHAとEPAを豊富に含み、心臓病のリスクを減らす効果があります。
  • 保存方法: 冷蔵庫で氷の上に置き、できるだけ早く調理します。
  • レシピ: 秋のサンマの塩焼き:サンマに塩を振り、炭火でじっくりと焼き上げる。

 

カキ

  • 食材名: カキ
  • : 秋から冬(10月~2月)
  • 選び方: 重量感があり、殻がしっかり閉じている新鮮なものを選びます。
  • 栄養価: 鉄分、亜鉛、ビタミンB12が豊富で、貧血予防に効果的です。
  • 保存方法: 冷蔵庫で保管し、購入後2日以内に食べるのが理想的です。
  • レシピ: 焼きカキ:新鮮なカキをそのまま炭火で焼き、レモンを絞っていただきます。

 

イカ

  • 食材名: イカ
  • : 秋(9月~11月)
  • 選び方: 透明感のある肌と、ピンク色がかった身を持つものを選びます。
  • 栄養価: タンパク質が豊富で、低カロリーなのでダイエットにも適しています。
  • 保存方法: 冷蔵庫で密閉し、購入後1日以内に調理するのが最適です。
  • レシピ: イカの丸焼き:新鮮なイカを丸ごと炭火で焼き、シンプルに塩で味付けします。

 

エビ

  • 食材名: エビ
  • : 秋(9月~11月)
  • 選び方: 活きの良いもので、体が透明感を持ち、しっかりと曲がっているものを選びます。
  • 栄養価: アスタキサンチンを含み、抗酸化作用があります。
  • 保存方法: 冷蔵庫で水気を切り、密閉容器に入れて保存します。
  • レシピ: エビの炭火焼き:エビを殻ごと炭火で焼き、香ばしさを引き出します。

 

サツマイモ

  • 食材名: サツマイモ
  • : 秋(10月~12月)
  • 選び方: 皮がつやつやしていて、ずっしりと重いものを選びます。
  • 栄養価: ビタミンC、ベータカロテンが豊富で、抗酸化作用があります。
  • 保存方法: 湿度が低く、涼しい場所で保管します。
  • レシピ: 焼き芋:サツマイモをアルミホイルで包み、炭火でじっくりと焼き上げる。

 

カボチャ

  • 食材名: カボチャ
  • : 秋(9月~11月)
  • 選び方: 重みがあり、表面の色が濃く均一なものを選びます。
  • 栄養価: ビタミンA、ビタミンCが豊富で、免疫力を高める効果があります。
  • 保存方法: 直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所で保管します。
  • レシピ: チーズ焼きカボチャ:カボチャをスライスしてチーズをのせ、炭火で焼く。

 

きのこ類

  • 食材名: しめじ、エリンギ、舞茸
  • : 秋(9月~11月)
  • 選び方: 新鮮で湿り気が少なく、かさがしっかり閉じているものを選びます。
  • 栄養価: ビタミンD、食物繊維が豊富で、健康維持に役立ちます。
  • 保存方法: 冷蔵庫で密閉して保存し、早めに使い切ります。
  • レシピ: きのこバーベキュー:きのこを串に刺し、バターと醤油で味付けして焼く。

 

玉ねぎ

  • 食材名: 玉ねぎ
  • : 春と秋(3月~5月、9月~11月)
  • 選び方: 皮が乾燥していて、固く重いものを選びます。
  • 栄養価: クエルセチンを含み、抗酸化作用があります。
  • 保存方法: 湿度が低く、涼しい場所で保管します。
  • レシピ: 玉ねぎの丸焼き:玉ねぎを皮ごと炭火で焼き、中が柔らかくなるまでじっくりと焼く。

 

ピーマン

  • 食材名: ピーマン
  • : 夏から秋(7月~9月)
  • 選び方: 色鮮やかで、ヘタが新鮮なものを選びます。
  • 栄養価: ビタミンCが豊富で、抗酸化作用があります。
  • 保存方法: 冷蔵庫で保存し、早めに使い切ります。
  • レシピ: 肉詰めピーマン:ピーマンに挽肉を詰めて炭火で焼く。

 

とうもろこし

  • 食材名: とうもろこし
  • : 夏(7月~9月)
  • 選び方: ひげがしっとりしていて、粒がぎっしり詰まっているものを選びます。
  • 栄養価: ビタミンB群が豊富で、エネルギー産生に役立ちます。
  • 保存方法: 冷蔵庫で保存し、早めに使い切ります。
  • レシピ: 焼きとうもろこし:とうもろこしをそのまま炭火で焼き、バターを塗って味わう。

 

アスパラガス

  • 食材名: アスパラガス
  • : 春(4月~6月)
  • 選び方: 茎がしっかりとしていて、先端が閉じているものを選びます。
  • 栄養価: ビタミンK、葉酸が豊富で、骨の健康に良いです。
  • 保存方法: 水に立てて冷蔵庫で保存します。
  • レシピ: ベーコン巻きアスパラ:アスパラにベーコンを巻き、炭火で焼く。

 

デザート

秋に旬を迎える食材には果物も多い。

 

そういった果物の中には、焼くことでバーベキューの甘味となる物も多い。

 

  • 食材名: 栗
  • : 秋(9月~11月)
  • 選び方: 重みがあり、表面にツヤがあるもの。硬くてしっかりとした手触りが特徴です。
  • 栄養価: ビタミンC、食物繊維、ミネラル(特にカリウム)が豊富です。
  • 保存方法: 冷暗所で保存し、湿気を避けることが重要です。
  • レシピ: 焼き栗:栗をアルミホイルで包み、炭火でじっくりと焼き上げる。

 

  • 食材名: 梨
  • : 夏から秋(8月~10月)
  • 選び方: 表面に傷が少なく、果肉が硬くてジューシーなものを選びます。
  • 栄養価: 水分が豊富で、ビタミンC、カリウムを含んでいます。
  • 保存方法: 冷蔵庫で保存し、食べる直前に取り出すのが最適です。
  • レシピ: 焼き梨:梨を薄くスライスして、炭火で軽く焼き、シナモンを振りかける。

 

実は鶏肉にも旬がある

節約

この記事に、鶏肉を秋が旬であると書いてあって、『違うんじゃない?』と思った方もいらっしゃると思う。

 

でも実は鶏肉は、季節によって味や風味が大きく変化する食材。

 

特に秋は、鶏もも肉、鶏むね肉、手羽先など、様々な部位で脂の乗りと旨味が格段に増すため、秋が旬であると考えることも出来る。

 

そんな鶏肉について、部位ごとの特徴をまとめさせて頂こうと思う。

 

秋のバーベキューの役に立てて頂きたい。

 

鶏もも肉:ジューシーな旨味が際立つ

鶏もも肉は、鶏の中でも最も脂肪分が多い部位。

 

秋になると、脂肪が適度に増え、肉質が柔らかくなり、ジューシーな旨味が際立つ。

 

バーベキューでは、皮目をパリッと焼き上げることで、香ばしさと旨味をさらに引き出すことができる。

 

塩コショウでシンプルに味付けしたり、バーベキューソースやタレで味付けしたり、お好みの味付けで楽しめる。

 

鶏むね肉:パサつきにくく、あっさりとした味わい

鶏むね肉は、脂肪分が少なく、ヘルシーな部位。

 

秋になると、脂肪分が適度に増え、パサつきにくくなり、あっさりとした味わいに仕上がる。

 

バーベキューでは、鶏もも肉よりも火が通りやすいので、注意が必要。

 

事前に下味をしっかりつけておくと、より美味しくいただける。

 

ハーブやスパイス、レモン汁などを合わせたマリネ液に漬け込むのもおすすめ。

 

手羽先:皮が厚くなり、ジューシーさが増す

手羽先は、骨付きで食べ応えのある部位。

 

秋になると、皮が厚くなり、脂の甘みとジューシーさが増す。

 

バーベキューでは、皮目をパリッと焼き上げることで、香ばしさと旨味を最大限に引き出すことができる。

 

塩コショウでシンプルに味付けしたり、甘辛いタレで味付けしたり、お好みの味付けで楽しめる。

 

鶏肉は、季節ごとに違う

鶏肉は、秋以外にも春も旬を迎える。

 

季節によって、脂の乗りや旨味、食感などが異なるので、食べ比べしてみるのもおすすめ。

 

秋バーベキューの魅力

夏が終わり、涼しく過ごしやすい秋は、バーベキューを楽しむのに最適な季節。

 

秋バーベキューには、夏とはひと味違う特別な魅力がたくさんある。

 

秋にバーベキューを行う場合、これらの特徴を活かす工夫が無いか考えると、より快適に楽しめるのではと思う。

 

涼しい気候で快適に過ごせる

夏のバーベキューは、暑さ&湿度で体力消耗が激しく、食材も傷みやすいというデメリットがある。

 

一方、秋のバーベキューは、気温が下がり、湿度も低くなるため、快適に過ごせるだけでなく、食材も長持ちする。

 

また、日差しが強すぎないため、日焼けの心配も軽減される。

 

旬の食材を味わえる

秋は、サツマイモ、カキ、サンマ、きのこ、栗など、旬の食材が豊富に収穫される。

 

これらの食材は、栄養価が高く、香りや味も良いため、バーベキューで焼けば格別な味わいを楽しめる。

 

虫が少ない

夏のバーベキューは、蚊やブヨなどの虫に悩まされることが多くなる。

 

しかし、秋になると虫の数が減り、快適にバーベキューを楽しめる。

 

焚き火が楽しめる

秋は朝晩の冷え込みが厳しくなるため、焚き火が恋しくなる。

 

これは欠点でもあるけど、バーベキューの後に焚き火を囲んで、暖を感じながら語り合うなどのイベントに活かすことも可能。

 

おわりに

秋のバーベキューは、旬の食材を使って、家族や友人とのひとときをより豊かにする絶好の機会。

 

この記事で紹介した食材を取り入れると、秋のバーベキューがより一層、楽しくなるはず☆-( ^-゚)v

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