ポップコーン

最強の映画のお供といえばポップコーン────だと私は思っている。

 

このポップコーンは、映画を見ながら食べるとチョットした贅沢をしている気分になれるのが嬉しいところ。

 

今回は、そんなポップコーンをなぜ映画館で食べられられるのかについてお伝えする。

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映画館でポップコーンはなぜ食べられる?

ポップコーンが映画館で食べられるのは理由がある。

 

以下の3つが、現在もポップコーンが映画館で食べられている大きな理由だと言われているよ。

 

映画館でポップコーンはなぜ食べられる?
  • 食べても音が出にくい
     ○ポップコーンを噛んでも音が出にくい
     ○入れてある容器も袋ではないので音が出にくい
  • 映画館が儲けやすい
     ○原材料が安いので儲けが大きい
  • 見た目が良い
     ○作る時のコーンが跳ねる様子にイベント性がある
     ○容器一杯のポップコーンは嬉しい気分に

 

昔は品の悪い理由もあった

ポップコーン

昔は上記に加えて、スクリーンに投げつけやすいという理由もあった。

 

お金を払って映画館に入って内容がいまいちだった場合。

 

このようなときに、物を映画のスクリーンに向かって投げるという暴力的な風習がアメリカではあった。

 

また、やわらかいポップコーンであれば、スクリーンを傷つけにくいので映画館で売られたという都市伝説もある。

映画館におけるポップコーンの売り上げに関して

映画館が古いほど、ポップコーンの売り上げは重要となる傾向にある。

 

ポップコーンは、材料費があまりかからない。

 

ポップコーンの売店の利益率を見ると85%ほど。

 

映画館全体の収益だと46%を占める。

映画館でポップコーンがなぜか食べられるようになった歴史

映画館でポップコーンが、なぜか食べられるようになったのにも歴史がある。

 

アメリカにおいて、以下のような流れで映画館でポップコーンが食べられるようになった。

 

映画館とポップコーンの歴史
  • 1848年
     ○ポップコーンは一般的なお菓子となった
       →辞書に乗るほど普及した
  • 1885年
     ○ポップコーンは映画館と無縁だった
     ○理由
      →無声映画だった
       →ポップコーンでもうるさかった
      →館内は高級志向が一般的だった
       →カーペットやラグのある高級志向
       →ゴミとなる物の持ち込みは禁止だった
  • 1927年
     ○映画館に音声が入った
      ※音声入りの映画をトーキー映画と呼ぶ
     ○お菓子を持ちこむのは一般的ではなかった
  • 1929年
     ○世界恐慌となる
     ○気晴らしに映画館に行く人が増える
      →安価なポップコーンは手の届く贅沢品となる
     ○商人達がポップコーンを販売し始める
      →映画館に続く道で売る
     ○まだポップコーンは管内で売られない
      →館内に適切な換気場所がなかった
  • 1930年の中頃
     ○街の映画館が傾きはじめる
     ○映画館チェーンのダラスでポップコーンが販売
      →80の映画館でポップコーンマシーンを導入
      →導入しなかった5店舗は2年後に売り上げが赤字に
  • 1945年
     ○第二次世界大戦末期
     ○映画館とポップコーンは更に強固な関係になる
     ○消費されるポップコーンの半分が映画館で使用
       →アメリカでの話
     ○砂糖を使ったお菓子は砂糖不足に悩まされる
  • 1960年
     ○テレビが普及する
     ○映画館でのポップコーンの売り上げが減少する

 

上記のような感じで、映画館とポップコーンは関係を強めていった。

 

一方で日本の映画館の場合は、1940年ころから映画館でポップコーンを食べられるようになる。

映画館でポップコーン以外はなぜ用意されない?

ポップコーン

映画館で定番となっているポップコーン。

 

一方で、他の食べ物を用意して欲しいという要望もある。

 

でもそれらは、映画館に都合の悪い特徴があって置けないという場合が多い。

 

映画館において欲しいけど置けない食べ物
  • おにぎり
     ○床に落ちると汚れの原因になる
     ○踏まれると黒い汚れになる
      →研磨剤を使うとワックスまで剥がれる
  • シュークリーム
     ○シートにこぼす人が多い
     ○解凍後の賞味期限が早い
      →大量のごみが出る
  • おまんじゅう
     ○賞味期限が早い
  • 唐揚げ
     ○臭いにクレームが上がりやすい
     ○揚げるのに使う油のコストが高い

 

上記のように、映画館において欲しいと言われる食べ物には、館にとって不都合な物が多い。

 

逆に、現在定番となっている映画館の食べ物にはどのような物があるのだろう?

 

映画館で定番の食べ物
  • ポップコーン
  • チュロス
  • ホットドッグ

 

このうちホットドッグは、色々な工夫を行う事で臭いを減らせたのでおかれるようになった。

 

例えば、フライドオニオンを入れないようにしたりしている。

映画館で食べるポップコーンのカロリーは?

映画館

ダイエットや健康面から、カロリーを気にする人も多い。

 

映画館の定番色であるポップコーンも、当然ながらカロリーが存在している。

 

それも、かなり多い。

 

ポップコーンのカロリー
  • 塩味の場合
     ○Mサイズ:468kcal
     ○Sサイズ:242kcal
  • キャラメル味の場合
     ○Mサイズ:703kcal
     ○Sサイズ:484kcal

 

キャラメル味のカロリーがとんでもない事になっているのが分かる。

 

なんとキャラメル味のSサイズは、塩味Mサイズを超えるカロリーがあるほど。

ポップコーンを食べるのなら飲み物を工夫したい

ポップコーンを食べると喉が乾く。

 

だから飲み物も用意することがほとんど。

 

この飲み物をカロリーの低い物にすれば、高カロリーのポップコーンを食べた時の被害を減らすことが出来る。

 

ブラックコーヒー、ウーロン茶、紅茶(無糖)、カロリー0の飲み物などをポップコーンの友と考えよう。

ポップコーンの栄養

カロリーの高いポップコーン。

 

でも食物繊維が豊富で、老廃物を排出させたり血糖値の上昇を抑えることが期待できる。

 

またポリフェノールも多く、抗酸化作用によるアンチエイジングも期待できる。

終わりに

映画館の友であるポップコーン

 

なぜ食べられるようになったのかというと、音が出にくい、利益が大きい、見た目が良いなどがあげられる。

 

ただ、ポップコーンはカロリーが高いので注意が必要。

 

特に映画を夢中で見ている最中にポップコーンを食べ続けて、いつの間にか容器が空になっていたということもある。

 

だから映画館でポップコーンを買う段階で、カロリーを考えて適切なサイズを選ぶようにしようね☆-( ^-゚)v

 

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