オンライン飲み会

会社帰りのビール──最高やねぇ~ヾ(>▽<)o

と、気持ち良く飲んでいたところに嫌な視線がお腹に。

 

そして思った。

『後輩、明日からノルマ1割増しな』、と。

 

だが後輩の視線も理解できる。

このプニっとした横腹。

 

でも生きがいである、
仕事帰りの一杯を止めるのは、
ヒモ無しバンジーに挑戦するようなもの。

 

すなわち無理。

 

だから代案として、

『糖質ゼロビールなら大丈夫かな~~』

 

と、お思いの方に──
ちょっと待った!!
──と、言いたい。

 

糖質ゼロのビールも太る可能性があるのだ。

 

この事を知らなければ、
夏を間近に控えた夜、浴室で泣く事に──。

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糖質ゼロのビールは太る? →YES

世間にはお腹を気にする方が多く、
色々なメーカーから、
糖質ゼロや糖質オフを謳うビールが、
次々に発表されている。

 

この糖質ゼロや糖質オフというビール。

 

太らない印象があるけど、
実は太る可能性を秘めている。

 

もちろん通常のビールよりもは太る要素は少ないけど、
それでも太る可能性がある点は見逃すわけにはいかない。

 

なぜ糖質ゼロや糖質オフのビールでも太るのか?

なぜ、
糖質ゼロや糖質オフのビールでも太るのかというと、
大きく分けて3つ理由がある。

 

その理由というのは──

 

  • 法律上の表記
  • おつまみ
  • 飲み過ぎ

 

──この3つ。

 

糖質ゼロビール

 

糖質ゼロやオフで太る問題1:法律上の表記

太る原因の一つに、
糖質の摂取がある。

 

この糖質が”糖質ゼロ”と書かれていると、
全く糖質が存在しないという印象を受ける。

 

でも実際は、
糖質が全くないとは限らない。

 

なぜなら、
法律で糖質ゼロと表記できるのは、
100mlあたり糖質量が0.5g未満のものだから。

 

この割合の範囲内であれば、
糖質ゼロと表記出来てしまうということ。

 

また糖質オフも同じような状況で──。

 

糖質ゼロやオフの法律上の意味
  • 糖質ゼロ:100gl中、糖質量が0.5g未満
  • 糖質オフ:100g中、糖質量が2.5g以下
  • 糖質50%オフ:他の商品と比べて50%オフ
     ○糖質の多い商品と比較しても良いという問題点がある

 

糖質ゼロや糖質オフは、
上記のような意味となっている。

 

法規上の表示には他にも問題がある。

 

糖質ゼロやオフという表記が持つ他の問題点

糖類ゼロ、無糖

 

こういった表記を、
見た事のある方も多いと思う。

 

でも、こういった表現は健康増進法が関わってくるけど、
この法律は基準が甘い事で有名。

 

糖類の定義が、
単糖類と二糖類とされている。

 

このため、
単糖類や二糖類に当てはまらない糖類であれば、
いくら入っていても糖類ゼロ、無糖と表記できる。

 

だから糖類ゼロ、無糖と書かれていても、
多糖類(デンプン、オリゴ糖)、
糖アルコール(キシリトールなどを含む)が、
どれだけ入っているか予想できないということ。

 

単糖類と二糖類以外は、
入れたい放題ということなので、
気を付けないといけない。

 

炭水化物が入っているかも

太る原因は糖質だけではない。

 

炭水化物も太る原因として有名。

 

この炭水化物が、
糖質オフや糖類ゼロと書かれていても、
含まれている製品も多い。

 

だから太るのを避けたい場合、
この炭水化物が含まれていないか、
原材料の表記などでチェックする必要がある。

 

糖質ゼロやオフで太る問題点2:おつまみ

糖質ゼロやオフのビールを飲んで、
太る原因の一つにおつまみがある。

 

このおつまみについては、
通常のビールと同じ。

 

アルコールを摂取すると、
食欲増進効果によって、
いつもよりも食べ過ぎてしまう場合が多い。

 

その上、
ビールに合うおつまみは、
脂っこい物や炭水化物が多い。

 

こういった理由から、
おつまみによって、
糖質ゼロや糖質オフのビールを飲んでも、
太ってしまうことになる。

 

糖質ゼロや糖質オフの場合、
太らないという印象から、
つい飲み過ぎてしまう人もいるけど、
その点にも注意が必要。

 

糖質ゼロやオフで太る問題点3:飲み過ぎ

「糖質ゼロだから、もう一杯くらい大丈夫」

 

この油断が、
あなたのお腹に直撃する。

 

こういった気の緩みを生じさせ、
つい飲み過ぎてしまうことが、
糖質ゼロビールの恐ろしいところだと心得よう。

 

アルコールを飲むと、
食欲がドンドン増進されていって、
おつまみもドンドン口の中に──。

 

このような事があるので、
糖質ゼロビールであっても、
飲み過ぎには注意をしたい。

 

また、
アルコールの過剰摂取は、
代謝の低下につながることがある。

 

アルコールの過剰摂取は代謝を低下させる

アルコールのカロリーは、
優先的に消費される。

 

このため、
太りにくいカロリーだと言われている程で、
太る原因にはなりにくい。

 

でも問題がある。

 

それはアルコールの摂取は、
肝臓に負担をかける点。

 

アルコール摂取で肝臓に負担がかかると?

肝臓に負担がかかると、
代謝が低下する。

 

代謝が低下することは、
カロリーを消費する能力が低下することでもある。

 

このため、
おつまみなどのカロリーが、
脂肪に代わりやすくなる。

 

だから、
アルコールが太る原因にならなくても、
代謝が低下して他の要因で太る可能性が、
高まるということになる。

 

糖質オフとゼロ|どちらのビールも抱える太る以外の問題点

糖質ゼロや糖質オフビールは、
絶対に太らないというわけではない。

 

もちろん通常のビールよりもは、
糖質が少ないぶん太りにくくはあるけど──。

 

この糖質ゼロや糖質オフのビールなんだけど、
太る以外にも健康面で気を付けたい点がある。

 

それは人工甘味料

 

糖分を含む飲み物であれば、
消化に時間がかかるため、
胃に滞留する時間が長くなる。

 

一方で人工甘味料は、
糖分を分解する必要が無いため、
胃を通過するのが早くなる。

 

このため、
早く腸から吸収されることになり、
血中アルコール濃度が上がりやすくなる。

 

だから糖質ゼロビールなどは、
悪酔いしやすいとされる。

 

そんな人工甘味料を、
糖類ゼロや糖類オフにするため、
入れているビールが多い。

 

人工甘味料が太りにくいというのは昔の話

人工甘味料は、
太りにくいし糖尿病の原因にもなりにくい。

 

そう言われている時代もあった。

 

でも今は違い──

  • 人工甘味料は、血糖値やインスリンに作用する
  • 食欲を刺激するホルモンの分泌を促すこともある

──と、言われている。

 

少しビールから離れるけど、
人工甘味料入りのダイエット飲料を飲んで、
肥満や糖尿病になるリスクが、
上がったという研究結果がある。

 

だから人工甘味料も、
種類によっては他の食べ物と同様に、
太る原因になる可能性があるということ。

 

糖質0のビールで太る心配をしないためには?

糖質0のビールで太るのを心配するのなら、
行うべき対策は1つしかない。

 

これは普通のビールと同じ。

 

それは──飲むのはホドホドにしようというもの。

 

コレを無視すると、
どのよな対策も意味をなさない。

 

結局は飲むのをほどほどにするのが一番の対策

普通のビールに太る要素があるけど、
糖質0のビールにも太る要素がある。

 

だから、
糖質0だから飲んでも太らないとは考えず、
太るのを警戒してホドホドに飲むのが、
賢い糖質ゼロビールとの付き合い方と言える。

 

糖質0とは言え、
ビールであることを忘れてはいけないということだね。

 

豆知識:アルコールのカロリーについて

アルコールにもカロリーがある。

 

このカロリーは高くて、
1gで7kcalとなっている。

 

これは、
かなり高いカロリー。

 

でも優先的に消費されるので、
脂肪になりにくいカロリーと言われている。

 

だから、
アルコールのカロリーについては、
あまり気にしなくても良いかもしれない。

 

ビール以外であれば!!

 

ビールは、
製造過程で糖質が加えられる。

 

このためアルコールのカロリー以外にも、
糖質のカロリーが含まれているということになる。

そのカロリー量は、
全カロリーの3分の2がアルコール由来で、
残り3分の1が糖に由来するとされている。

 

このためビールのカロリーは、
他のお酒よりも脂肪になりやすいとされている。

 

こういった事情から、
糖質ゼロや糖質オフのビールが、
ありがたがられている。

 

終わりに

今回は、
糖質ゼロや糖質オフのビールでも、
太る可能性がある事をお伝えした。

 

もちろんメーカーごとに成分が違うので、
一概に太るとは言えない。

 

とは言え太るのを避けたい場合は、
購入する前にしっかりと成分表を見て、
添加物の少ないものを選ぶ方が良いのは確か。

 

でも、
それ以上に重要なのが、
飲み過ぎないこと。

 

結局のところ、
糖質ゼロでも節制が必要となる。

 

糖質0でもストレスフリーではないという事だね☆-( ^-゚)v

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