お風呂はリラックスできるけど暇!

 

だから、お風呂でスマホを見てノンビリする人も多い。

 

でも世界のあちこちで、お風呂にスマホを持ち込んで感電したというショッキングな話しがある。

 

今回は、スマホによるお風呂での感電と対策についてお伝えする。

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お風呂のスマホで感電死!

お風呂に電化製品を持ち込んだせいで、感電死したという話しはよく聞く。

 

最近のスマホは防水対策が施されているけど、今でも感電死のニュースが発表されることがある。

お風呂のスマホで感電死した例

お風呂で入浴の最中、ロシアの15歳の少女がスマホを浴槽に落として、感電死したという話しは記憶に新しい。

 

別の例では同じくロシアで24歳の女性が感電死、イギリスでは32歳の男性が感電死をしている。

感電死の最大の原因

お風呂でスマホを使って感電死した話しの多くで共通するのが、充電をしながら使っていたという点。

 

充電中にスマホ本体や充電器(コンセントやチャージャーなど)が、浴槽に落ちたり水に濡れたりしたのが原因で感電死したという話しが多い。

お風呂場で充電は絶対にしない

お風呂場にスマホを持ち込んで感電するというのは、色々なパターンがある。

 

このとき充電を行っていると、感電による火傷だけでに収まらず死に至る可能性が跳ね上がる。

 

だから、絶対にお風呂場で充電をするのは避けた方がいい。

お風呂ではスマホが防水仕様でも安心できない!

最近のスマホは、防水仕様が標準となっている。

 

おかげで故障するリスクは、一昔前よりも大幅に軽減されているのは嬉しい。

 

でも防水というのは、完全に水を防げるというわけではないので注意が必要。

防水にもランクがある

一言で防水と言っても、防塵や防水にはランクが存在している。

 

  • 防塵の等級は0~6の範囲
  • 防水の等級は0~8の範囲

 

これらの等級は、国際電気標準会議(IEC)で規定されている。

 

そして等級ごとに、どの程度保護できるか? どんなテスト方法をクリアーすればいいか? こういった点が決められている。

防水のオススメはスマホケース

スマホの防水機能は、それなりに高い。

 

でも防水仕様のスマホケースを装着した方が、とうぜん防水機能は高くなる。

 

だからスマホをお風呂で使うのなら、防水仕様のスマホケースを使った方がいい。

等級の意味

詳細については本題と大きく外れるから省くけど、簡単な例だけを掲載しておくく。

 

IP67の意味

スマホにはIP67と表記された物が多い。

 

  • 6の意味:防塵構造が完全
  • 7の意味:規定の時間であれば、規定の圧力の水中に沈めても浸水しない

 

IPX7とIP6Xの意味

Xは無いことを表している。

 

  • IPX7:防水機能はある、防塵機能はない
  • IP6X:防水機能はない、防塵機能はある

 

お風呂でスマホ!防水タイプを使うのなら

防水タイプのスマホをお風呂で使う場合、色々と注意をしないと危険。

 

最低でも以下の6点には注意をしたい。

 

絶対に気をつけたい6つのポイント
  • お風呂で充電しない
  • 石鹸に注意
  • 濡れた手で触れない
  • パッキンの劣化に注意
  • 浴槽に沈めない
  • 急激な温度変化に注意

 

ポイント1:お風呂で充電しない

お風呂でスマホを使って感電死した事故は、多くの場合がお風呂場で充電中に起こっている。

 

充電中は、50mA(ミリアンペア)以上になるため感電死の可能性が高い。

 

仮に充電中でないスマホを浴槽に落とした場合、感電のリスクはあるけど大きくはない。

 

もっとも100%安全というわけでもないし、スマホが故障する可能性は高いけど。

ポイント2:石鹸に注意

防水の仕組みによっては、水などには強くても石鹸には弱いという場合もある。

 

場合によっては──これは滅多にないけどお湯に対応していない場合も。

 

このように防水と一言でいっても、色々な防水方法が存在しないので過信しない方が良い。

ポイント3:濡れた手で触れない

スマホを濡れた場合、小さな隙間のせいで感電することがある。

 

特に長い期間使ったスマホは劣化している可能性があるので、なるべく注意をしたい。

ポイント4:パッキンの劣化に注意

購入から2~3年が経過するとパッキンの材質が劣化する。

 

この事がキッカケで、劣化したパッキンの部分から液体が侵入することがある。

 

水でスマホを濡らすことが多い方は、購入から2~3年が経過したらキャップやバッテリーのフタの部分は早めにく関するようにしたい。

ポイント5浴槽に沈めない

防水タイプであっても、小さな隙間から水が内部に侵入することがある。

 

特にある程度の期間を使っているのなら、その可能性が高まる。

 

この水の侵入は、浴槽に落とした場合に跳ね上がることに。

 

うっかり手を滑らせて、スマホを浴槽に落として壊したという話しは多い。

 

また、感電したという話しもある。

ポイント6:急激な温度変化に注意

これはお風呂場だけの話ではないけど、急激な温度変化にも注意。

 

スマホが防水仕様であっても、急激な温度変化で内部に結露が発生することも。

 

この結露によって、スマホが故障するケースがあるから注意をしよう。

スマホが水没した場合に行うこと

スマホが水没したとき、行ってはいけない事が幾つもある。

 

特に行いがちだけど行ってはいけない事が、電源を入れる、ドライヤーを使う、この2つ。

電源を入れるのがダメな理由

水没したスマホの電源を入れると、水分がショートを起こすキッカケになることが多い。

 

ドライヤーを使うのがダメな理由

ドライヤーの熱風が、回路の故障の原因になる。

 

スマホが水没した場合の応急措置

スマホが水没した場合、以下の応急措置を行いたい。

 

とはいえ、メーカーごとに内容が違う場合がある。

 

だからメーカーのホームページを見たり、取扱説明書を確認した方が本来は良い。

 

ココでお伝えする方法は、一つの例として知っておく程度にしよう。

 

スマホが水没した場合の応急措置例
  1. 部品を外す
     ○電池パック、SDカード、SIMカード
  2. 水分を布などで拭く
     ○本体
     ○イヤホンジャック
     ○外部接続端子など
  3. スマホを乾燥させる
     ○日の当たる場所で天日干し

 

スマホの乾燥は、乾燥剤と一緒に入れてジップロックするという手もある。

 

この方法を使う場合、乾燥剤はシリカゲルという種類の物を使う。

 

乾燥剤がシリカゲル以外だと、発火などの危険性があるから注意をしよう。

お風呂でスマホにイヤホンを使うのなら

お風呂でスマホを使うとき、イヤホンを使う方も多い。

 

このとき当然だけど、防水機能付きのイヤホンを使いたい。

 

安いものであれば2000円程から買える。

防水機能の無いイヤホンはお風呂で使えない理由

防水機能の無いイヤホンは、お風呂では使わないようにしたい。

 

感電死には至らないけど感電の恐れは十分にある。

 

とうぜんイヤホンが故障する可能性もある。

お風呂を早く出る方法

ここまでスマホをお風呂の中で使うコツについてお伝えしてきた。

 

ですがお風呂を早く出て、その後でスマホをゆっくりとイジルという選択肢があることを忘れてはいけない。

 

お風呂にスマホを持ち込むと壊れる事もある。

 

なるべくお風呂でのスマホは、避けた方がいいかもしれない。

 

お風呂を早く出るために、以下の工夫をしてみるのはどうだろう?

 

お風呂を早く出る方法
  • シャワーのみにする
  • リンスインシャンプーを使う
  • いっぺんに全身を洗い最後にまとめてシャワー
  • 髪と体を泡で洗ったら最後にまとめてシャワー
  • 湯船に初からない
  • 泡立てを必要としないボディソープを使う
  • 最初から泡で出てくるボディソープを使う
  • 湯船に浸かりながら歯磨きをする
  • 湯船に浸かりながらメイクを落とす

 

 

終わりに

今回は、スマホをお風呂に入れる時のコツをお伝えした。

 

個人的には、お風呂にはパッと入ってすぐに出てからスマホをいじるのが良いと思っている。

 

でも、どうしてもスマホをお風呂でイジりたいのなら、防水仕様のスマホケースを使うことと絶対に充電しないという2点は厳守しよう。

 

この2点の厳守はお風呂でスマホを使う時の基本中の基本だと言える。

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