妊娠

妊娠中は、家事を行うことが難しくなる。

 

それどころか、つわりのため全く家事を行えないことも……。

 

今回は、妊娠中に家事ができない場合の対処法や負担の減らし方をお伝えする。

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妊娠中は家事ができない日もある

妊娠中は、ホルモンバランスが乱れやすかったり、免疫力が低下しやすくなったりする。

 

このため眠気が強く出たり、疲れやすい体質になることが多い。

 

またお腹が重くなり、動きにくくなるというのも──。

 

こういった症状が強く出過ぎると、まったく家事ができないという日も出てくる。

 

そのような状況になったときは、以下の方針で対処方法を考えるようにしたい。

 

妊娠中の家事の方針
  • 夫婦で話し合っておく
     ○急に言われるとイラっとさせるため
  • 周りの人に助けてもらう
  • 一番優先するべきはお腹の赤ちゃんの安全
  • 完璧な家事を目指さない
  • 行わなくても支障のない家事は行わない

 

上記のうち、周りの人に助けてもらうことは特に大切になる。

 

妊娠をしたら、早めに家事について周りの人と相談をしておくようにしよう。

 

この予めの相談をしておけば、旦那さんなんかも家事を手伝う覚悟ができる。

 

だから絶対に相談をしておいた方がいい。

妊娠中の家事で特にしんどいヤツは?

妊娠中は、体の変化によりこれまで当たり前に行ってきた家事の多くがしんどい物になる。

 

それらの家事の中でも、特に以下の家事はしんどいと感じることで有名。

 

だから周りの人と相談するときには、以下の家事を代わりにやってもらえないか、もしくは手助けしてもらえないか相談しておいた方がいい。

 

妊娠中の家事で特にしんどいヤツ
  • トイレやお風呂場の掃除
     ○しゃがむ、立つの動作を何度も行うのが辛い
      →特にお腹が大きくなった時期は大変すぎる
     ○下を向いて行う作業が多い
      →つわりの症状が重いと辛い
  • 買い物
     ○お腹に赤ちゃんがいる状態で歩くのは大変
  • 洗濯物を干すときや取り込み
     ○高い場所や低い場所に干すと大変
  • 床の掃除
     ○常に腰を曲げていないと
      →赤ちゃんがお腹にいると大変になる

 

妊娠中の家事のしんどいを減らすために

妊娠

妊娠中の家事はしんどい!

 

そのしんどいは、工夫をすることで軽減が可能な物も多い。

 

家族に家事を手伝ってもらうという方法もあるけど、最近は以下のような方法も選択肢にある。

 

料理のしんどいを減らす
  • ネットスーパーを利用する
     ○玄関まで食材を届けてもらえる
      →数日分をまとめて買うと良い
      →在宅しなければいけない日を最小限に出来る
  • 体調の良い日に作り置きをする
     ○作り置きをして冷凍しておく
      →焼くだけ、レンジを使うだけの状態にしておく
      →体調の良くない日は解凍して使う
  • テイクアウトを利用する
     ○妊婦さん向けのクーポンがある所も
  • 宅配サービスを利用する
  • スーパーのお惣菜を用意する
  • 冷凍食品を用意する
  • レトルト食品を用意する

 

 

掃除のしんどいを減らす
  • コロコロの長いヤツを使う
  • お掃除ロボットを使う
  • 使った場所を軽く掃除するだけにする
     ○トイレやお風呂場など
  • 汚れが気になったところだけを掃除する
  • 片づけなくてもOKな場所を作る
  • 小物は全てどけておく
     ○小物の周りはホコリがたまりやすい
  • 床磨きは腰を曲げない工夫をする
     ○とっての長いお掃除ワイパーを使う
     ○トイレブラシを使う
     ○浴槽用のブラシを使う
  • 洗剤は流すだけのものを選ぶ
     ○こする工程のない洗剤だとかなり楽
      →台所、食器、トイレ、お風呂場など
  • ソファの下などの掃除は体調の良い日に
     ○低い場所は腰を曲げないといけない
      →妊娠中はキツイ
     ○もしくは旦那さんなどにお願いする

 

コロコロっていうのは、以下のようなヤツ。

 

取っ手の長い奴を使うといい。

妊娠

 

 

 

 

 

 

洗濯のしんどいを減らす
  • 洗濯ものは畳まない
     ○畳まないだけでもかなり違う
  • 干すときの高さに注意
     ○干す位置が高すぎるのは辛い
     〇干す位置が低すぎるのも辛い
     〇高さによっては転倒する危険性もある

 

一部の家事は家族に任せる

家事の一部は、家族に任せることも可能。

 

とはいえ、急に言われると旦那さんとかはムカッとするもの。

 

だから家事の手伝いについては、妊娠が分かった時点でお願いするなどしておくといい。

家事の指示は具体的に

家事の手伝いを旦那さんが同意してくれた場合。

 

そうしたら具体的な指示を出す必要がある。

 

なぜなら、家事の仕方の分からない男性が多いから。

 

  • 掃除をして欲しい場所を具体的に伝える
  • 持ってほしい荷物を具体的に伝える
  • 畳んだ洗濯ものを置く場所を具体的に伝える

 

上記のように、具体的に伝えないと旦那さんは分からない可能性が高い。

 

また自分とはやり方が違っても、目くじらを立てないことも大切になる。

 

慣れていないことは、上手にできないのが当たり前。

 

家事も同様に慣れないと上手にできるはずがないのだから、完璧を求めると旦那さんとの間に軋轢が生まれかねない。

家事代行の利用も選択肢に

家事代行サービスというものがある。

 

少しハードルが高いと感じる方も多いと思うので、まずは夕食の買い出しをお願いする辺りから始めてもいいかも。

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家事代行や料理代行サービスについて

家事代行や料理代行サービスは、食材の買い出しなどの家事を代わりに誰かが行ってくれるサービス。

 

なかには料理の作り置きも可能という場合も。

 

もちろん家事代行サービスであれば料理以外もお願いできる。

 

代行をお願いできるのは、洗濯、台所掃除、トイレ掃除など幅が広い。

家事代行サービスの時間やお値段

家事代行サービスの時間やお値段は、サービスを提供する会社によって違う。

 

最低限を述べるのなら、1時間からお願い出来るところや、1時間で1000円というところなんかがある。

行政の補助を受けられる場合もある

住んでいる地域によっては、妊婦さんを対象に家事ヘルパーを受けられる補助をしている所もある。

 

だから興味のある方は、住んでいる地域に行政サポートが無いのかチェックするのも良いかもしれない。

特に人気のある家事代行サービスは?

妊婦さんに、特に人気の高い家事代行サービスは料理代行

 

妊娠をすると臭いに敏感になる。

 

このため家事代行サービスを利用して、自分がキッチンから離れている間に調理をしてもらうという方も多い。

おわりに

妊娠をすると、体調や体重に大きな変化が出てくる。

 

このため普段であれば行えていた家事が、かなりキツイ物になることも。

 

それでも無理をして家事を行うこともできるけど、それはかなりツライ。

 

だから妊娠をした場合は、家事の行い方を工夫する必要が出てくる。

 

そういった事から、妊娠をした場合の家事にはいくつもの選択肢がある事を覚えておいた方がいいかもしれない。

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