掃除

掃除を効率的に行うには、やはり事前に計画を立てておくことが大切になる。

 

でも「掃除の計画の立て方なんて知らない!」という方も多いはず。

 

だから今回は掃除の計画の立て方についてお伝えさせていただく。

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掃除の計画を立てる前提

掃除の計画は、最初から完璧なものを立てるのは難しい。

 

だから最初は大雑把に計画を立てる程度でよい。

 

そして実際に掃除をする段階に入ったら、計画に入っていない掃除をしないといけない部分にも気づくと思う。

 

でも気付いた部分については、その日の計画した掃除が終わってからまとめて掃除するという感じにすることがお勧め。

 

これは気付いたときに手を出すと、計画がムチャクチャになったりリズムが狂ってかなり疲れてしまうから。

 

だから掃除は計画通りに進めるのを基本方針にした方がいい。

 

掃除の具体的な計画の立て方

掃除計画

掃除の計画は2種類存在する。

 

1つ目は、1日など短期的に行う掃除計画。

 

2つ目は、半年~1年など長期的に行う掃除計画。

 

今回の記事は、後半の長期的に行う掃除の計画の立て方についてが中心となる。

 

短期も長期もまずはゴール設定から

掃除の計画を立てるには、短期計画も長期計画もまずは最終的に掃除する場所をどのような状態にしたいのかをハッキリさせることが必要となる。

 

例えばお客さんが来たときにみっともなくないように。という場合はお客さんが使う場所の掃除に力を入れることになる。自分がくつろぐためというのであれば、自分がよく使う部屋の掃除が中心となる

 

他にも壁紙を変えるついでだとか、引っ越しのためとかゴールはいろいろとあるけど、何をゴールにするのかによって掃除の力を入れる場所が大きく変わってしまう。

 

そのため短期計画も長期計画も、まずは掃除をする部屋や家を最終的にどのような状態にしたいのかというゴール設定を最初にしっかりと行う必要がある。

 

掃除をするペース配分

本気で掃除をする場合は、1ヶ月に1部屋ずつを徹底的に掃除するのがペース配分の目安となる。

 

また掃除を行うのは1日に部屋の一部分のみにするのも良い。

 

例えばキッチンなら、キッチン回りのみの日、蛇口回りのみの日、冷蔵庫の中のみの日、床掃除のみの日など各部屋の一部分を一日かけて掃除していく。

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掃除計画の立て方

長期的な掃除計画の立て方を時系列に並べると以下のような感じになる。

 

長期的な掃除計画の立て方
  1. 掃除をする目的を決める
  2. 家の間取り図を書く
  3. 家を歩いて各部屋の汚れ具合を確認する
  4. 掃除をする部屋としない部屋を決める
  5. 各部屋の掃除をする場所を決める
  6. 掃除をする日を決める
  7. 予備日を決める

 

掃除をする目的を決める

掃除計画を立てる前には、しっかりと何を目的に掃除をするのか決めた方がいい。

 

目的が曖昧だと、必要のない作業をすることになったりして掃除の効率がかなり悪くなってしまう。

 

例えばお客さんが来た場合を考えるのなら、お客さんが玄関から家に入って応接間に行くまでのルートが最も重点的に掃除をする場所として他は軽い掃除だけで済ますことも。

 

このように目的をはっきりさせることは、有限な時間や労力の配分に影響が出るため掃除の効率が変わってくる。

 

また少し汚れが取れればいい程度なら家具を動かさない程度の掃除で良いのなら、

 

家の間取り図を書く

大雑把でよいので、少し大きめの紙(ノートでもOK)に家の間取り図を書こう。

 

この間取り図に、掃除の順番などを書き込んでいくことになる。

 

家を歩いて各部屋の汚れ具合を確認する

実際に家の中を歩き回ることで、これまで気づけなかった掃除をしなければいけない汚れた場所が見つかることが多い。

 

掃除をする部屋としない部屋を決める

掃除をする目的によっては、掃除を後回しにすることが出来たり掃除をする必要のない部屋というのも存在する。

 

この辺りを見極めて計画に取り入れると、掃除の手間を大きく減らすことが出来る。

 

各部屋の掃除をする場所を決める

部屋ごとに、特に汚れている場所というものが存在する。

 

また逆に汚れが少ない場所というものも存在する。

 

それらの違いを考えずに、同じ時間や同じ労力をかけると効率の悪い掃除になってしまう。

 

また特に汚れの酷い場所は休日に行う、逆に汚れの少ない場所は平日に行うなどといったことを考えることも大切になる。

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掃除をする日を決める

掃除をする日については、主に季節ゴミ回収日を考慮して決めたい。

 

長期的な掃除をする場合、半年~1年間を目安に計画を立てることになる。

 

半年や1年間ともなると、水を使いたくない時期なども存在する。

 

例えばお風呂、ベランダ、窓の掃除は水を多く使うので寒い時期には向いていない。油汚れの多い換気扇やコンロなどは夏場に掃除した方が、油が浮き上がりやすいので少しだけ楽だったりもする。

 

そして冬などの寒い季節は、水をあまり使わない部屋や押し入れを重点的に掃除するのがよい。

 

このため季節を考えて、掃除をする部屋を決める必要性も考慮したい。

 

また掃除をすればゴミが普段よりも多く出る。

 

このため家のスペースをゴミに占領されるのを防ぐためゴミを早めに捨てたいところ。

 

だから掃除をするのは、なるべくゴミ回収の前日を選びたい。

 

予備日を決める

予定通りに計画が進むとは限らない。

 

そのような場合に便利なのが掃除の予定を入れない予備日

 

もしも計画通りに掃除を行えない場合は、その予備日に予定していた掃除を行えば大きく計画を狂わせずに済む。

 

だから1ヶ月間ほど掃除の予定を入れない期間を設けることも忘れないようにしたい。

 

特に優先して掃除をしたい場所

リビング

家の中には、掃除をすることで家全体の印象が変わる場所というものがある。

 

それは玄関、リビング、トイレ。

 

掃除をする理由が、他の人を家に招いた場合を想定る場合や気分を変えたい場合などは、特にこれらの場所の掃除を優先的に計画へと入れたい。

 

玄関について

玄関は家の顔ともいわれている。

 

お客さんだけでなく家に住む人にとっても、家の印象に大きく影響を与える場所。

 

玄関ドアを拭くだけでなく、時間があるのならたたきも水拭きをしよう。

 

また靴は使う分以外は下駄箱に入れておくようにもしたい。

 

リビング

リビングは、寝室を除けば家族が最も長い時間を過ごす場所

 

基本としていらない物は置かないようにしたい。

 

トイレ

トイレは汚れやすく元々暗いというのもあり、悪い印象が付きまとう場所でもある。

 

このため掃除をしっかりと行っていないと、トイレに入った瞬間に嫌な思いをして家全体の印象も悪くしかねないので注意をしたい。

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計画作成~掃除の実行までの間に

掃除の計画を立てたら、次は道具を準備しておきたい。

 

まず雑巾やボロ布を多めに用意する。

 

床を拭くなどして汚れた雑巾をすすぐのは何度も行うと意外と多くの時間を使ってしまう。

 

だから後でまとめて洗えるように雑巾を多く用意したり、使い捨てるためにボロ布を用意したりしたい。

 

そして意外と重要なことだけど、掃除のために用意した道具や洗剤はカゴやバケツにまとめて置いておきたい。

 

これはまとめておかないと、いざ掃除をするときに道具を探すのに時間を浪費してしまうから。

 

長期的な計画の場合、何度も掃除をすることになる。

 

掃除をしようと思うたびに道具を探していては、かなりの時間を奪われることに。

 

このため時間の節約のためにも、掃除道具はまとめておこう。

 

おわりに

今回は、掃除の計画の立て方についてお伝えした。

 

掃除を一気に行うのもよいけど、掃除場所を分割して長い時間をかけて行う方が気質に合っているという方も多い。

 

もしも分割して掃除をした方が合っていると感じた場合は、やはり掃除計画を立てた方が無駄を省けるのは確か。

 

とはいえ慣れていないうちから詳細な計画を立てるのは難しい。

 

よって最初のうちは、大雑把な計画を立てる程度から始めるのが良い。

 

とりあえず大雑把な計画を立ててしまえば、あとは実際に掃除をする中で色々と気付くだろうし計画の修正を行うこともできる。

 

こうして何度か修正を行うことで、掃除の計画を立てるコツをつかめる方も多いはず。

 

だから掃除の計画は、最初のうちは完璧なものを目指さず大雑把な計画を立てることを目指すようにしよう

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