トイレから出た後で気になるのが、残った臭い。
自分の後から入った人が、どのような反応をするのかって思うと──。
でも便の臭いがキツイと感じている場合、食べ物に注意をするだけで解決することも多い。
今回は、便の臭いを改善する食べ物についてお伝えする。
便の臭いを改善する食べ物は?
便の臭いがおかしくなる原因は4つ。
- 食べた物の影響
- 腸内での食べ物の腐敗
- 病気
このうち食べ物が直接関係するのが、善玉菌と悪玉菌のバランスと食べた物の影響。
腸内での食べ物の腐敗は、食べる順番がかかわってくる。
便臭を和らげる食事は?
食べ物に気をつけて便臭を和らげる場合、善玉菌と悪玉菌のバランスと食べた物の影響の2つへの対処が基本となる。
このうち食べ物への影響については、臭いの強い物を避けることが大切。
一方で善玉菌と悪玉菌のバランスに関しては、どのように腸の中のビフィズス菌を増やすかが重要となる。
更に、腸内の便が臭くなる原因を減らすために食物繊維を摂取することも加えれば、より効果が高まる。
- 臭いの強い物を避ける
- ビフィズス菌を増やす
- 食物繊維を摂取する
腸の中のビフィズス菌を増やすために
腸の中のビフィズス菌を増やすには、いくつかの方法がある。
例えば有名なのがヨーグルトを食べて、直接ビフィズス菌を増やす方法。
また、ビフィズス菌の良質な餌となるオリゴ糖を摂取する方法もある。
オリゴ糖を摂取することで、3週間でビフィズス菌が2倍近く増えたという例もあるほど効果が高い。
このオリゴ糖は、ハチミツ、大豆、アスパラ、ゴボウ、タマネギなどに含まれているので積極的に摂取しよう。
腸内の便が臭くなる物質を減らすために
腸内の便が臭くなる物質を減らすために食物繊維を摂取すると、便の臭いを和らげるのに大きな影響を与えられる。
摂りたい食物繊維はセルロースやペクチン。
消化酵素に分解されずに、悪玉菌が出す毒素、臭い物質、有害物質、臭いその物などを取り込んで腸から体外に排泄するのを手伝ってくれる。
便の臭い改善にヨーグルト!
腸内環境を改善するのに良いとされるヨーグルト。
このヨーグルトによって腸内環境が改善されることにより、便の臭いも改善されていく。
ただ、ヨーグルトが腸内環境を改善するときに重要なビフィズス菌は、胃の中で大半が死んでしまう。
このため、工夫をしなければヨーグルトを有効活用できない。
ヨーグルトで便の臭いを改善するために
ヨーグルトで便の臭いを改善する場合は、どのように腸にまでビフィズス菌を多く届けるかを考えることが重要となる。
その為には、1:毎日食べて少しずつ腸にビフィズス菌を届ける、2:食後に食べる、この2点に気をつけると効果を得られやすくなる。
ヨーグルトを毎日食べるのが辛いのなら?
ヨーグルトを毎日食べれば、腸に少しずつビフィズすきんが届き続ける。
でもヨーグルトがあまり好きでない場合は、乳酸菌の入った他の食べ物を食べると良い。
味噌、納豆、醤油などの発酵食品に乳酸菌は多いので、それらを意識して食べるようにしよう。
おならや便の臭いがヤバくなる原因
おならや便の臭いがヤバいとき、腸内や体に異常が出ている場合がほとんど。
異常は病気が原因のことも多い。
でも、たくさんの肉を食べた、悪玉菌が腸内に多い、便秘が続いているなどよくある症状が原因で、おならや便が臭くなる事もある。
いくつか代表的な原因をまとめると──
- 便秘
○腸内で食べ物の腐敗が進む - タンパク質を分解
○特に悪玉菌が腸内に多いとき
○臭いの元となる成分が発生する - 年齢
○加齢すると腸内の悪玉菌の割合が増える - 体調が悪い
○悪玉菌が増える
○風邪、肝臓病、胃潰瘍、糖尿病など - 食べ物の影響
○悪臭の原因になりやすい物もある
○悪玉菌が増えやすい物がある - 腸内での異常発酵
○異常な発酵をして腐敗便になると臭いが凄い
続きは次回