鬼鎮神社の由来はコレ

川島に刀鍛冶がいて、ある日若い男が訪ねてきた。
若い男は刀を作りたいと言い刀鍛冶は、それを許した。

 

若い男は熱心に刀を打ち続けて刀鍛冶に認められる。

 

ある日、若い男は刀鍛冶の娘を下さいと言い、
刀を一晩で100本打てたら娘を嫁にやろうと刀鍛冶はいった。

 

若い男は100本刀を打つと約束した晩に刀を打ち始める。

 

夜遅くまで刀を打ち続ける男が心配になった刀鍛冶は、
刀を打つ若い男の様子を見に向かう。

 

そこで見たのは鋭い目に角を生やした若い男。

 

なんと若い男はだった。

 

鬼に娘はやれないと考えた刀鍛冶は、
朝の訪れを知らせるを早く鳴かせて、
鬼に娘を諦めさせようと鶏小屋に走る。

 

そして刀鍛冶は鶏を鳴かせることに成功し、
朝が来たと伝えにの元へと向かう。

 

しかし鬼は刀を打ち続けている…

 

その内、空は明るくなり夜明けが訪れた。

 

鬼は99本まで刀を打ち、
槌を握ったまま死んだ。

 

刀鍛冶は亡くなった鬼を哀れに感じ、
亡骸を神主に頼み庭の隅に埋めた。

 

これが鬼鎮様というお宮の始まりで、
今の鬼鎮神社につながる。

 

参照~嵐山町史~

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