日傘と雨傘の違いってあるのか、
疑問に思ったことってないかな?
日傘を初めて知った頃の萌え猫は雨傘で十分やん!
こんな風に感じていたんだけど、
ちょっと雨傘と日傘とでは事情が違うみたい。
そんな訳で萌え猫が、
雨傘と日傘の違いを追ってみた!
日傘と雨傘の違い
まずは違いを知るために、
日傘と雨傘の特徴をまとめるとこんな感じになるね。
日傘の特徴
- 日差しを避けるための傘で小さめ
- デザインに凝ったものが多い
- 防水効果が施されない代わりに紫外線カット効果を高めてある。
※紫外線対策が施されていない日よけ目的の傘もある。
雨傘の特徴
- 雨を避けるために少し大きめの形。
- 雨傘は日傘の代わりにも使える。
(デザイン的な要素を抜けば) - 防水加工は施されている
上記みたいに日傘と雨傘の違いには、
サイズに違いがあるみたいなんだ。
このサイズの違いは、
使用目的が理由で生まれているみたい。
その理由っていうのは雨傘は強い雨の中で使うこから、
雨を防ぎやすいように日傘よりも大きめに作ってあるとのこと。
一方で日傘の方は日常で使うから、
なるべく負担にならないように軽くして小回りも効くように、
小さめの大きさで軽くなるように作られているんだってさ。
日傘と雨傘 使用する生地は?
日傘と雨傘の違いで次にチェックしたいのは使用する生地。
使用する生地は、
日傘も雨傘も織り上がった時点では基本的には同じ。
でも生地の加工方法には日傘と雨傘とで違いがでてくるんだよ。
雨傘の場合
- フッ素系の薬剤でコーティングする。
日傘の場合
- フッ素系の薬剤でも黒系等の色の雨傘なら90%以上の紫外線カット効果がある。
- 紫外線カット効果が高い薬剤を加えて通常の傘よりも5%程、紫外線カットの効果がUP。
こんな感じで雨傘の加工に使われる薬剤でも、
黒系等であれば90%以上の以外線をカットできるんだ。
紫外線カット効果の高い薬剤を使っても、
通常の傘よりも5%しか紫外線カット効果が上がらないんだ…
紫外線カットの情報でガッカリしていないかな?
でも黒系統以外では、
紫外線カット効果が90%にならないということに注目して。
日傘が本来持っている、
夏を涼しく過ごすという目的を達成するには、
淡い色の布のほうが効果が高いんだ。
虫眼鏡を使って、
黒い紙を燃やす実験をしたことのある人もいると思うけど、
黒い色って熱がこもりやすいんだよね。
日傘の布が黒系等だと熱がこもりやすいから、
夏を涼しく過ごすっていう日傘の目的には合わないんだ。
でも淡い色にすると紫外線カットの効果が下がってしまう…
だから紫外線カット効果が高い薬品を使って、
淡い色にすることで下がる紫外線カット効果を高める必用があるんだ。
結論
日傘と雨傘は代わりに使うことが出きるのかという疑問には、
代わりに使えるという回答が答えになると思う。
でも日傘を雨傘の代わりに使う場合には、
デザイン的に日傘は小さくて雨傘は大きいから、
性能に差が出てしまうという点は気をつけないといけない。
そして雨傘を日傘として使う場合には、
日傘よりも雨傘の方が大きくて重いので
体力を使って体が熱くなりやすい。
だから日傘が持つ夏を涼しく過ごすという目的達成を考えると、
少々性能が低いといえるかもね。
だから日傘と雨傘は代わりとして使えるけど
雨をしのぐ、夏を涼しく過ごすという目的達成には、
代わりに使うと性能面で弱くなると言えそう。
まとめ
日傘と雨傘とを兼用できる傘を見かけたことないかな?
あの兼用傘の安いやつは、
黒系等の雨傘は紫外線カット効果が90%以上だから、
雨傘をそのまま使用している場合もあるんだ。
それでも黒系等であれば、
90%程度は紫外線を防げているんだけどね。
………
……
…
3月の紫外線量と9月末頃の紫外線量はほとんど一緒。
更に曇り空でも紫外線が届いているから日傘は年中、役に立つんだ。
人混みで自分一人だけ日傘をさせる勇者であれば…