
甲状腺がんという単語を。テレビなんかで聞いたことのある人も多いと思う。
この甲状腺がんには、他のがんとの違いが存在する。
今回は、この甲状腺がんについての記事。
甲状腺とは?
甲状腺ガンを知るためには、甲状腺について知っておきたいよね。
甲状腺については聞いたことのある人は少ないと思うけど、のどぼとけを下から包み込むようにある臓器なんだ。
『のどぼとけ』の下辺りにあって、甲状腺は手で触れることも可能。
そんな甲状腺は呼吸の調節などを担ってい。
甲状腺がんとは?
ここでは本題の甲状腺がんについてお伝えする。
甲状腺がんは名前の通り、甲状腺のがんのこと。
甲状腺がんになる年齢
甲状腺がんにかかる人は、30代~40代の女性が少し多め。
でも60代を超えると、男性の方がかかりやすくなる傾向にある。
甲状腺がんの治療成果
甲状腺がんはゆっくりと進行していくんだ。
だから発見の遅れが少なくて、他のがんよりも治療成績が良いがんでもあるよ。
ただ甲状腺がんには数種類あって、未分化がんっていう種類は進行が早いから治療成績も良くない。
甲状腺がんの完治
甲状腺がんは他のがんに比べて進行がゆっくりだから、発見の遅れが少ないがんって先に書いた。
でも進行がゆっくりなせいで、完治の判断が難しい。
通常のがんは治療後の5年間に再発しなければ完治したって言われる。
一方で甲状腺がんは進行がゆっくりなせいで、5年以上の長い期間経過をじっくり見ないといけない。
甲状腺がんの発見方法
でも甲状腺にがんが出来ても、甲状腺ホルモンの分泌は正常の場合が多い。
だから甲状腺ホルモンでは、ガンを発見することは難しいいとされている。
どのように発見するのか?
ではどうすれば発見できるのかっていうと、『のどぼとけ』の周辺にしこりがないか触れて見つけるのが一般的
単純過ぎる方法って感じるけど、健康診断なんかで頸部をお医者さんが触れたことがある。
あれは健康診断でお医者さんが頸部を触れる時って、甲状腺がんの触診も兼ねている。
お医者さんが使う方法だから確かな方法だし、しこりを探すだけで職人技でもないって言えるからしこりを探すことは私達にも行いやすい方法だから実践した方がいいかも。
自分で甲状腺がんを発見!
甲状腺がんを自分で発見する場合も多いんだよね。
その理由は甲状腺って体表から触れることもできるし、甲状腺がんになると膨らむから見た目でわかる時も多いから。
自分で異変を発見しやすい癌だから、日常のさりげない出来事で気づいてお医者さんに行ったら、甲状腺がんだったなんていうこともあるんだ。
甲状腺がんの膨らみ方は?
- 部分的に腫れている
- 左右非対称の腫れ
日常で甲状腺がんに気付く例
- 家族や友人に喉元の膨らみを指摘される。
- 服装を鏡を見て整えていたら喉元が少し膨らんでいた。
- 喉元を手で触れたらしこりが…
- 声がかれたような状態が続く
最後の声がかれたような状態が続くっていうのは、甲状腺の近くに声帯(声を出す臓器)を動かす神経の反回神経を甲状腺がんのしこりが圧迫するのが原因。
だから喉元の膨らみやしこりを見つけた場合以外でも、声の調子が悪かったり風邪の影響が長く続く場合、そして声の枯れた状態が続く場合にも注意が必要。
ちなみに甲状腺がんを診察してもらうお医者さんは、内科や耳鼻科の先生が中心になるよ。
甲状腺がんが進行すると?
だから手遅れになることが少ないがん。
でも甲状腺がん進行したらどうなるのかって気にならないかな?
進行した場合に特に多いのが、気管や食道を巻き込むパターン。
気管を巻き込む
- 甲状腺は喉元にあるから進行すると気管を巻き込む場合がまれにある。
- 気管を巻き込むと痰に血がまじる場合や咳が長く続く場合などがあるよ。
食道を巻き込む
- 気管を巻き込んだあとは気管の裏側にある食道を巻き込む。
- 食べ物を飲み込むのが難しくなってくる。
- 食道まで巻き込む段階になると気管も細くなって呼吸が困難に。
甲状腺がんで手遅れにならないために甲状腺がんも他のがんと同じように、早期に発見して早期に治療するのが大切!
定期的に健康診断を受けるのは、他の病気に対しても有効。
でも個人でも、のど元の膨らみやしこりをチェックする習慣を、身に着けたいところ。
まとめ
今回の記事は甲状腺がんについて。
甲状腺がんは比較的治療成績が良いがんだから、早期に発見することで一層よい結果になりやすい。
他の病気の発見のためにも、健康診断の習慣は外せないって言うことだよね。
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日本初の本格的な健康診断は新撰組で、1965年に新選組隊士170数名に行われたんだ。
その結果70数名が風邪や食傷、梅毒などの病気、心臓肥大、肺結核などなど散々な結果だったんだってさ☆-( ^-゚)v