根采は冷蔵室が基本──でも例外もある!
その例外の一つがニンジン。
ニンジンは、冷蔵室に保存をすると低温障害を起こしてしまう。
そして水分が抜けてシワシワに。下手をすると、カビが生えてしまう場合も。
とはいえ、これは新聞紙で包むなどの措置を行わなかった場合の話。
しっかりと事前に適切な措置を施すことによって、ニンジンが低温障害を起こすことは避けられる。
今回のリサーチでは、そんなニンジンの保存に関する話をさせて頂く。
ニンジンの保存方法
ニンジンは秋から冬にかけて穫れる野菜。
だから冬場であれば、常温での保存でも良い。
でも夏場は傷みやすいので、冷蔵保存を心がけたい。
特に洗ったニンジンは、夏場に常温保存をするとかなりの確率で傷んでしまうので一層の注意が必要。
ニンジンの具体的な保存方法
ニンジンは、季節に合わせて常温保存と冷蔵保存とを使い分けるのが基本。
その保存方法を簡単に述べると、以下のような形となる。
- 常温保存の手順
1新聞紙に1本ずつ包む
2風通しの良い場所に保存 - 冷蔵保存の手順
1新聞紙に1本ずつ包む
2ポリ袋に入れる
3冷蔵室に立てていれる
ニンジンの保存方法は、季節に合わせる必要がある。
これはニンジンの保存に適した温度は0℃以上で。湿度は90~95%であるため。
ニンジンは保存の仕方が適切な場合どれくらいもつ?
ニンジンは、保存の仕方が適切な場合、以下のような期間は安心して食べられる。
保存方法 | 保存できる期間 |
冷蔵保存 | 2~3週間 |
冷凍保存 | 2ヶ月間 |
常温保存 | 1週間 |
干す | 1ヶ月間 |
冷蔵保存の仕方について
冷蔵保存をした場合、ニンジンは2~3週間ほどもつ。
もしも冷蔵保存をするのなら、以下のような手順が必要となる。
- ニンジンにはが付いていたら切り落とす
- ニンジンの水気を拭き取る
- 新聞紙で1本ずつ包む
- 1本ずつポリ袋に入れる
- ポリ袋の口を軽く閉じる
- 立てて冷蔵室に保存する
冷凍保存の仕方について
ニンジンを冷凍保存した場合、2ヶ月間はもつ。
冷凍保存する場合は、切ってから生のまま冷凍するか、切ってから固ゆでをしてから冷凍するかのどちらかが基本。
- ニンジンを切る
○いちょう切りや千切りにする - ラップで包む
○平らになるように包む - 冷凍用保存袋に入れる
- 冷凍室に入れる
- ニンジンを切る
- 片目にゆでる
- 粗熱をとる
- 冷凍用保存袋に入れる
- 冷凍室に入れる
冷凍したニンジンの解凍方法
生のまま冷凍した場合は、凍ったまま汁物や炒め物に放り込んで使う。
一方で茹でた場合は、前日に冷蔵室に移して自然解凍させる。
急ぐ場合は、電子レンジを使ってもOK。
ニンジンを常温保存する場合の法方
ニンジンを常温保存をする場合は、秋や冬などの涼しい季節のみしか行えない点には注意がhちうよう。
常温保存をした場合、1週間ほどもつことになる。
- 新聞紙で1本ずつ包む
- 冷暗所に立てて保存
○土に浅く埋めると長持ちする
ニンジンを干して保存する場合の方法
ニンジンは干して保存することも可能。
干した場合は1ヶ月間ほどもつ。
- 使う料理に合わせて切る
- ザルに重ならないように並べる
- 2日ほど干す
保存するとき新聞紙に包む理由
ニンジンは、湿気にけっこう弱い。
だから湿気によって痛むのを防ぐため、水分を吸収させるように新聞紙に包む必要がある。
こういった工夫をしても少しはシワが出るけど、十分に食べられる誤差で収まる。
人参の栄養成分と効果
ニンジンの栄養成分は、特にβ-カロテンが有名。
β-カロテンは、他の野菜と比べてもトップクラス。
このβ-カロテンは免疫力のアップなどが期待できるので、がん予防を目的にニンジンを食べる方も多い。
さらに言えば、β-カロテンは油を使った料理に使うと吸収率をアップさせられる。
もしくはビタミンCが失われないように、電子レンジを使うのもよい。
β-カロテンを失わないために
β-カロテンなどは、ニンジンの皮のすぐ下にある。
だから皮を剥くときには、薄く削るような感覚で行うのが良い。
おわりに
今回は、ニンジンの保存方法についてお伝えした。
ニンジンは色々な保存方法が存在する。
でも特に行う人が多いのは、冷蔵保存なのではと思う。
この冷蔵保存は、冷蔵庫に入れる前に新聞紙で包むなどの措置を行う必要がある。
それらの措置を行わないと、ニンジンが残念なことになるので必ず行うようにしようね☆-( ^-゚)v