インフルエンザの治療薬としてタミフルが有名。
子供にインフルエンザの症状が出たら、重症化させないためにも早めに手を打ちたい。
そんな時の選択肢にタミフルがあるけど、副作用が心配で使用には二の足を踏んでしまうかも。
今回のリサーチでは、タミフルの子どもへの使用についてまとめた。
気になるタミフルの副作用に関する情報さ☆-( ^-゚)v
タミフルと子ども
子供は、大人よりも免疫力が弱い。
よってインフルエンザになると、症状が重症化する可能性が高い。
このことを考えると、インフルエンザになったら早めにタミフルを飲ませるなど、何らかの対処を早めに行う必要があると言えるよね。
タミフルの副作用に関しては、医師の指示に従って量や回数に注意するのなら、副作用が出る可能性が少ないとされているよ。
インフルエンザの症状を抑えるタミフルについて
タミフルというのは、インフルエンザの治療薬。
インフルエンザウイルスの増殖や拡散を、防ぐことが目的で服用される。
十分な量を確保できていれば、インフルエンザによって、死亡したり入院したりする人を、3分の1程度に出来るとも言われている。
- 症状の悪化を防げる
- 症状が出ている期間を短くできる
- インフルエンザの、A型にもB型にも有効
- 経口型のウイルスに対して使われることが多い
タミフルは、インフルエンザウイルスの増殖を、防ぐことで治療する。
だからウイルスが増えている段階で、タミフルを使用する必要がある。
このため、インフルエンザの症状が出てから48時間以内に服用しなければ、本来の効果を期待することはできない。
タミフルの副作用
タミフルの副作用について、怖がる人も多い。
この原因となったのは、2005年頃に起きた、タミフルを服用した10代患者の異常行動。
この事件では、タミフルを服用した10代の患者は亡くなった。
その後、異常行動があったという報告が増え続けたため10代患者へのタミフルの使用が一時期は控えられた。
でもタミフルと異常行動の、はっきりとした因果関係は現在でも不明のまま。
ただ有力な説はある。
それは異常行動の原因となったのは、インフルエンザによる発熱やインフルエンザ脳症だったというもの。
高熱になると幻覚が見えたり聞こえたりするから、それが原因だったのではと考える人も少なくない。
タミフルの噂
症状の緩和に役立つんだけど、タミフルを飲んでも熱が下がらないという例もある。
これはタミフルが、症状の改善ではなく、ウイルスの増殖を防ぐことが目的である点が原因。
タミフルはウイルスが増える時期に飲む薬で、ウイルスが増え切ってから飲む薬ではない。
ウイルスが増える時期というのは、発症後48時間ほど。
だから48時間後にタミフルを飲んでも、効果を期待するのは難しいんだ。
それにタミフルを子供に飲ませて、すぐに効くというわけではない点にも注意したい。
インフルエンザの症状が出た子供にタミフルを飲ませた後
インフルエンザの症状が出た子供に、タミフルを飲ませた後は安静にさせよう。
では安静にさせるとは、どのようにすることなんだろう?
医師の診察後、最低でも自宅で以下の点に気を付けよう。
- 水分補給を心がける
- 20℃以上の室温を心がける
- 加湿器で湿度は50%以上にする
- 感染後の2日は子どもの容態に注意する
まとめ
子供のタミフルの服用には、親が注意しないとならない。
そして注意するためにも、タミフルに関する確かな情報が必要だよね。
だからタミフルの情報をネットや本で調べると共に、イザというときは、医師にタミフルについて相談するようにしよう☆-( ^-゚)v
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