
インフルエンザの予防接種を受ける場合、副作用を考慮することも大切。。
この副作用は、一般的には2~3日という期間で回復する。
でも特に危険とされる症状は、24時間後に出やすかったりと、2~3日という括りでは治まらない。
だからどんな症状が副作用にあるのか知って、副作用に気を付けられる準備をしておきたい。
今回のリサーチでまとめたのはインフルエンザの予防接種による副作用。
インフルエンザの予防接種前に知っておきたい情報さ☆-( ^-゚)v
インフルエンザへの感染について
インフルエンザウイルスは口や鼻から体内に侵入する。
そして体内に侵入すると、潜伏期間を経たあとウイルスが増殖して発症することになる。
インフルエンザの予防接種は、ウイルスに対抗できる免疫をつけることと発症後の重症化を防ぐのが目的となる。
でもそんな予防接種には、副作用が付きまとうから注意したい。
予防接種の副作用について
インフルエンザの予防接種後、一般的な副作用は20%ほどの確率で起こる。
一般的な副作用である、注射の痕が赤くなる、硬くなる、腫れる、熱が出る、痛みが生じる……これらの症状は2~3日で治る場合がほとんど。
- 注射したヶ所が赤くはれる
○通常2~3日で解消される
○腫れた部分はこすらないようにいする - 発熱、吐き気、悪寒
○通常2~3日で解消される
○子どもや赤ちゃんに出やすい副作用 - 風邪のような症状
上記の症状だけを見ると副作用は軽いと思われがち。
でも注意したい副作用もある。
それはアナフィラキシー。
アナフィラキシー
アナフィラキシーは、アレルギーの過剰な反応。
有名な話だと、ハチに2回刺されると命にかかわるというものがある。
これもアナフィラキシーが原因。
インフルエンザの予防接種による危険な副作用
インフルエンザの予防接種で、危険とされる副作用にはアナフィラキシーと共に以下の症状がある。
- 呼吸困難
○急性散在性脳脊髄炎
→脊髄を中心とする炎症
→呼吸困難などの症状がある - 両手足に力が入らなくなる
○ギランバレー症候群(急性多発性神経炎)
→予防接種を受けてから1~3週間後に発症
○末梢神経が短時間で麻痺する
○手足に痺れが出て感覚が無くなる
○呼吸困難になることもある - 皮膚や白目の部分が黄色ばむ
○肝機能障害、黄疸
○肝臓の機能が正常ではなくなる
○放置によって肝硬変や肝臓がんになる - 過度なぜんそく発作
○呼吸困難から酸欠になり唇や爪が青くなる
インフルエンザの予防接種後に!
インフルエンザの予防接種で副作用が出たと思ったら、接種後の行動が原因ということもある。
接種後の行動として、以下の点には気を付けよう。
- 予防接種後の30分は病院で待機する
○副反応は接種後30分の間に出るものが多いため - 入浴は可能
○注射した部位はこすらない
○注射した部位にボディソープなどをかけない - 予防接種した部位は清潔に保つ
- 激しい運動は避ける
- 飲酒は避ける
予防接種を受けられない人もいる
ここまで予防接種の副作用について色々とまとめてきた。
でもインフルエンザの予防接種を受けられない人もいる。
- 37.5度以上の熱がある
- 重い急性疾患の人
- 過去に予防接種でアナフィラキシーショックが起きた
- 過去に医薬品投与でアナフィラキシーショックが起きた
- 医師の診察で受けられないと判断された
インフルエンザの予防接種前に医師に伝えておかなければ、予防接種をうけられないこともある。
- 持病
- 過去に予防接種後、アレルギー反応が出た
- 風邪の症状が出ている
- 発育が遅く、医師などの指導を受けている
- アレルギーを持っている
- 自分の免疫の異常が指摘されたことがある
- 近親者が免疫の異常が指摘されたことがある
- 痙攣を起こした経験がある
- 妊娠の可能性がある
- 気管支ぜんそくを患っている
まとめ
今回のリサーチでは、インフルエンザの予防接種による副作用についてまとめた。
一般的な副作用は、2~3日以内に起こる。
でも困ったことに重度の副作用は、1週間後とかに起こることが多い。
だからインフルエンザの予防接種後は、しばらくの間体調のチェックをしっかりする必要があるということだね☆-( ^-゚)v
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予防接種後
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赤ちゃんや子供の予防接種
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