夏風邪をひいてから、
咳が2週間以上続く……。
ひょっとしたら、
夏型過敏性肺炎かも。
今回リサーチしたのは、
夏型過敏性肺炎について。
止まらない咳の正体、見つけたり(-_☆)
夏型過敏性肺炎
夏型過敏性肺炎は、
気付かずに放置する人も多い。
その理由は、
風邪と症状が良く似ているからなんだ。
- 5月~10月に咳が出続ける
- 風邪と似た症状が出る
○夏型過敏性肺炎の症状
→咳
→発熱
→だるさ
風邪と症状が似過ぎていて、
病院に行っても、
風邪だと診断される場合もあるほどだよ。
でも慢性型といわれるタイプの場合は、
早めに治さないとドンドン悪化していくから、
病院で風邪だと言われても注意が必要。
夏型過敏性肺炎の種類
夏型過敏性肺炎には、
2つのタイプが存在する。
- 急性型
○風邪とそっくりな症状を一時的に感じるだけ
○軽い症状なら回復も早い
○原因のカビから遠ざかっていればよい - 慢性型
○カビなどから遠ざかっていても症状は回復しない
○毎年5月~10月に咳が続く
○肺が委縮してしまう
○息切れを感じる
○呼吸不全で亡くなる場合もある
夏型過敏性肺炎のチェックポイント
以下の点に注意して、
夏型過敏性肺炎かを考えてみよう。
- 数日間の外泊後には咳が出なくなる
- 去年の5月~10月に咳が止まらない時期があった
- 自分の職場で咳が止まらない人が多い
- 最近、引っ越しをした
- 風邪薬を飲んでも咳が治まらない
- 熱はない
- 悪化して呼吸も辛い
抗生物質を使えば、
一時的に症状は改善するけど、
しっかりと直さないと悪化し続ける。
だから症状が薬で治まっても、
油断しないようにしよう。
夏型過敏性肺炎の原因
カビに対するアレルギーが原因で、
肺炎となるのが夏型過敏性肺炎。
原因となるカビの名前は、
トリコスポロン。
夏型過敏性肺炎を防ぐにはカビ対策が大切
細菌やホコリなどを吸いこむ環境にいると、
それが原因でアレルギー反応が起きて、
肺炎になる。
だからカビがない環境を作る必要がある。
- カビが繁殖しやすい環境
○20℃~30℃がカビにとって最適な温度
○更に湿度が60%を超えると繁殖しやすい
○湿度が80%を超えると急速に増殖する - 注意点
○最近は機密性が高い住宅が多い
→換気に気をつけなければならない
特に水回りに注意して換気と掃除をしたい
○特に換気と掃除に気を付けたい場所
→浴室
→水回り
→洗濯槽
→エアコン
→加湿器
→空気清浄機
→カーエアコン
→ゴミなどにも注意
→野菜のくず
→生ごみ
→水あか
→押し入れも換気する
→窓を開ける
→雨の降っていない日
夏に入りエアコンなどを使う前には、
しっかりとクリーニングをしよう。
- 調理をするときには換気に注意
○換気扇を調理後も使い続ける - エアコン
○1時間ほど除湿を行ってから停止させる - 家具と壁に隙間を作る
○家具の裏側は密着させない
○5cmは隙間を空ける - 換気をこまめに行う
○帰宅後は窓を空ける - 洗濯もの
○部屋干しは避ける - 窓が曇ったら換気をする
- 風呂上がりにはすぐにお湯を捨てる
まとめ
今回のリサーチでは、
夏に止まらない咳の原因である、
夏型過敏性肺炎をまとめた。
夏型過敏性肺炎の問題点は、
症状が風邪と酷似していることと、
慢性型の場合は放置すると悪化すること。
病院で診察を受けても、
風邪だと診断されることもあるから、
自分で症状を観察し続ける必要がある。
もし風邪だと診断されても、
2週間以上咳がが続くようなら、
病院で再診断を受ける必要があるんだね☆-( ^-゚)v