妊娠中に気になることは、
喫煙や飲酒の赤ちゃんへの影響。
どちらも少量であっても、
悪い影響が出ると考えられている。
今回の萌え猫リサーチは、
妊娠中の喫煙や飲酒の影響について。
大切な赤ちゃんを守るためにも、
喫煙と飲酒の知識を勉強しよう☆-( ^-゚)v
喫煙の影響
喫煙は妊娠する可能性を減らし、
胎児にも悪影響を与える。
- 約4000種と言われる化学物質を含む
○悪名高いダイオキシンも含んでいる - 体内の二酸化炭素濃度を上げる
○細胞内の酸素を欠乏させる
迷惑すぎる副流煙
受動喫煙の危険性ついて、
世の中でも認知されてきたよね。
受動喫煙の煙には、
タバコを直接吸った時の煙より、
数倍以上の有害物質が含まれている。
米国環境保護局では環境タバコ煙を、
発がん物質として分類している。
しかもAクラス認定だから、
タバコは危険物といっても、
良いレベルなんだ。
副流煙とは
一応、副流煙について、
簡単にまとめておくよ。
タバコの煙は、
呼出煙と副流煙をまとめて、
環境タバコ煙と呼ばれている。
- 呼出煙:喫煙者が吐き出す煙
- 副流煙:タバコの点火部から出る煙
ちなみに喫煙者がタバコの煙を吸うことを、
能動喫煙と呼んでいるんだ。
そして副流煙という形で間接的に、
タバコの煙を吸うことを受動喫煙と呼ぶ。
赤ちゃんへの喫煙の影響
赤ちゃんへの喫煙の影響は、
タバコを直接吸った影響と、
他人のタバコの煙を吸った影響。
この2つの影響がある。
そんな喫煙の影響はというと…
- ニコチンの影響
○ニコチンの血管収縮作用による影響
→赤ちゃんに運ばれる栄養や酸素が減る - 一酸化炭素の影響
○酸素を運ぶのに必要なヘモグロビンと結合
→結果として赤ちゃんへの酸素が減る - 早産
- 低出生体重児
飲酒の赤ちゃんへの影響
最近の研究では少量のアルコールでも、
赤ちゃんへの悪影響が出ると言われている。
代表的な影響として、
飲酒をすると未熟児となることが、
多いなどがある。
更に流産の可能性も高まる。
以上がアルコールによる、
一般的に知られている影響。
上記以外のアルコールによる影響で、
知っておきたい物がある。
それは胎児性アルコール症候群。
胎児性アルコール症候群とは?
胎児性アルコール症候群で、
特に有名なのは脳への影響。
胎児の脳は常に成長を続けているので、
飲酒による影響を特に受けやすいんだ。
胎児性アルコール症候群では、
以下の様な症状が出る。
- 発達障害
- 行動障害
- 学習障害
- 特有の顔貌(がんぼう)
- 小奇形
- 脳が小さい
- 脳梁が萎縮する
- 脳の形が歪む
脳梁というのは、
左右の脳をつなげる部分だよ。
胎児性アルコール症候群の頻度
胎児性アルコール症候群について、
日本での調査データは少ないのが現状。
1991年に調査を行った時には、
1000人中0.1人~0.05人とされたけど…
1991年以降には、
調査が行われていないんだ。
ちなみにアメリカの調査では、
1000人中、1人~2人とされている。
妊娠中の飲酒の許容量
胎児性アルコール症候群で、
飲酒はどこまで許されるのか?
詳しいことは研究段階なんだ。
だから飲まないほうが良いとしか、
お医者さんも言えないのが現状。
ただ少量の飲酒でも、
障害が出たと言われているので、
妊娠中は飲まない方が良いのは確か。
お酒の表記について
お酒には色々な悪い影響があると、
ここまでまとめてきた。
お酒の悪影響に最近は目を向け始めて、
日本でも飲酒が胎児に悪影響を出すと、
お酒に表示し始めたよね。
アメリカでも妊娠中は飲酒しないようにと、
注意書きがされている。
更に出産先進国として有名な、
オーストラリアでは2008年に、、
妊婦禁酒令が出ている。
まとめ
日本は子どもの人権について、
まともな先進国の中では、
少し遅れているって言われている。
政府が与えてくれる情報以上の情報を、
赤ちゃんができたら集めいないといけない。
プレッシャーを感じても、
ストレスは赤ちゃんに良くないから、
少しずつ勉強していこうね☆-( ^-゚)v