
インフルエンザの症状が子供に出てからすぐにインフルエンザの検査を受けた。
その結果、インフルエンザでは無かった……でも症状が治まらず再検査したらインフルエンザだと判明……。
このような例はインフルエンザの検査ではよくあって、特に検査のタイミングに問題がある場合が多い。
今回のリサーチでは、インフルエンザの検査についてまとめたよ。
インフルエンザの検査を、二度手間にしないための情報さ☆-( ^-゚)v
インフルエンザの検査について
1999年から保険適応となったインフルエンザの迅速検査。
検査は2000円で行えて全国の医療施設で実施されている。
インフルエンザの検査、その精度について
インフルエンザの検査は100%の精度というわけではない。
検体採取の仕方や検査を行うタイミングなど、色々な要因で精度は変わってくる。
それに適切なタイミングと方法で検査を行ったとしても、決して100%の精度にはならない。
※90%以上の精度にはなるとされている。
インフルエンザの検査を受ける意義
インフルエンザの検査は、大人だけでなく子供にも受けてもらいたい。
インフルエンザ検査の目的は、陽性か陰性化の判断だけでない。
インフルエンザの検査は、治療方針の決定や感染拡大を防ぐなどの目的もある。
だから子供自身のためにも、また周囲のためにもインフルエンザの検査は必要。
インフルエンザの検査を受けるタイミングについて
インフルエンザの検査は、受けるタイミングによって陰性か陽性か変わってくる。
症状が出てから12時間経っていないと、陰性や偽陽性という結果になる。
だから一般的にインフルエンザの検査は、発症後12時間経ってからでないと正確な検査結果が出ないと言われている。
でも48時間以上経っても検査の正確さが失われる。
だから症状が出てから12時間~48時間に検査を受ける必要があるよ。
なぜ48時間経つと、検査の正確さが失われるのか
インフルエンザの症状が出てから検査を受けるまでに48時間以上かけてはいけないのには2つの理由がある
- 抗インフルエンザウィルス薬の内服
○タミフルは発症後48時間以内に服用しないと効果が薄い - 48時間後にはウイルスが減少する
○ウイルスが減少するため陰性という結果になる
○→でも体内にはウイルスがいるため周囲に感染する
これらの理由からインフルエンザ検査は、発症後12時間~48時間に受ける必要がある。
このことは大人も子供も一緒だから、年齢に関わらず注意しようね。
インフルエンザ検査の手技
インフルエンザの検査には細くて長い綿棒を使う。
綿棒を鼻の奥深くに差し込み粘膜からウイルスを採取する。
この粘膜のウイルスを検査機にかけると10分ほどで検査結果が出るよ。
この綿棒を使った検査は子供がすごく嫌がるから検査のタイミングを間違えると、二度も子供に嫌な想いをさせることになる。
だからインフルエンザの検査を行う前には医師に発症から何時間経ったか伝える必要がある。
ちなみにインフルエンザの検査に掛る必要は全国の病院のどこでも3割負担で2000円ほど。
まとめ
インフルエンザの検査方法は、子供も大人も同じ。
検査方法も同じだし、検査をするタイミングも同じ。
インフルエンザは感染する可能性がある病気。
だから子供の様子がおかしいと感じたら、タイミングを考えた上で検査をしっかりとしてもらおう。
早めに治療をすることで、周囲への感染も子供の負担も減るからね☆-( ^-゚)v
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