引越しをしたのなら、車庫証明が必要になる。
車庫証明は車を所有する人なら、誰もが届け出の義務があるから絶対に手続きを行わなければならない。
今回のリサーチで集めた情報はそんな車庫証明の必要書類と手続きについて。
引越し後は1番に行いたい引越し証明の情報さ☆-( ^-゚)v
車庫証明はお早めに
車庫証明は申請してから交付までに3~7日はかかる。
それに車関連の引越し手続きでは、多くの場合に車庫証明が必要になる。
このため、役所に転入届を出したらすぐに警察署に向かって、車庫証明手続きを行いたい。
引越し後の車庫証明の手続き
車庫証明の手続きは、車庫の所在地を管轄する警察署の窓口で行う。
警察署の窓口は、地域によって対応時間が違う。
だから引越しをして手続きに入る前には、事前に管轄の警察署のホームページで、窓口の対応時間を確認しておこう。
このとき対応時間と共に、以下のようなことを調べておきたい。
- 警察署窓口の対応時間
○受け付け開始時間
○受け付け終了時間
○昼休みの時間 - 必要書類はダウンロード可能か
○管轄の警察署のホームページから - 車庫証明は交付時に郵送可能か
千葉県警などは車庫証明の交付時に郵送してくれる
上記の3点は、管轄の警察署のホームページを見たらチェックしておこう。
なぜダウンロードや郵送が可能かを調べるのか?
上記に書いた必要書類はダウンロード可能か、車庫証明は交付時に郵送可能か。
この2点が可能であれば、以下の項で書いたとおり警察署に足を運ぶ回数が減らせるよ。
車庫証明のためには数回警察署に行く必要がある
車庫証明の手続きを行う場合、数回警察署に足を運ぶことになる。
足を運ぶ理由は、以下のような理由。
ついでに足を運ばなくて良くする方法も、書いておくから参考にしてね。
- 必要書類を入手するため
○必要書類をネット経由でダウンロードする
管轄の警察署のホームページから
多くの地域でダウンロード可能 - 車庫証明の手続きを行うため
○絶対に行かなければならない - 交付された車庫証明を受け取るため
○千葉県警などは車庫証明書を郵送してくれる
ただし多くの地域では郵送は行っていない
上記のように、引越しによる車庫証明の手続きは最大で3回警察署に行く必要があるんだ。
引越しによる車庫証明手続き
引越しに必要な車庫証明手続きは、必要書類を警察署の窓口で渡せばほとんど終わり。
提出した書類に不備がなければ、引換券を受け取ってその日は一旦帰ることになる。
このとき住所変更申請書を、警察署に提出してから帰ると効率がいいよ。
住所変更申請書も警察署に用意されているからここで書いて提出しよう。で、後日車庫証明の交付される日、引換券と印鑑をもって警察署に向かう。
など色々とあるけど、まとめると以下のようになるよ。
事前準備
- 必要書類を準備する
○管轄の警察署でもらう
○管轄の警察署のホームページからダウンロード - 必要書類に記入
○管轄の警察署のホームページの記入例を参考に
手続き当日
- 必要書類を提出
○不備がなければ引換券をもらって帰る
○このとき住所変更申請書を提出すると楽
車庫証明交付の当日
- 管轄の警察署に向かう
○引換券と印鑑を持参する - 窓口で引換券を交換する
○保管場所標章交付申請書と - 保管場所標章交付申請書に収入証紙を張り付ける
○収入証紙は500円ほど - 提出する
○保管場所標章交付申請書を - 必要な書類をもらえる
○保管場所標章(ステッカー)
○保管場所標章通知書
保管場所標章(ステッカー)は、車に貼りつける必要がある。
では、どこに貼りつけるのかというと……。
- 後部ガラスの左下部分
- 後部のガラスがない場合
○車の左側面ボディーに貼りつける
車庫証明の書類の記入について
車庫証明の書類記入は、ボールペンで行う。
このときホームページに載せられた、記入例を参考にするとよい。
書類に記入するのは車検証の内容だよ。
ちなみに廃車手続きを行った車の場合は、抹消登録証明書の情報となる。
車庫証明の必要書類や警察署に持っていく物
ここでは車庫証明の必要書類や、警察署に持っていく物などをまとめるよ。
まずは車庫証明の必要書類である、申請書類から説明する。
管轄の警察署内で入手するか、ホームページからダウンロードすることになる。
車の保管場所の使用権を証明できる書類以外は、ダウンロードできるから早めに用意しよう。
- 自動車保管場所証明申請書
○軽自動車の場合、自動車保管場所届出書
○系自動車は車庫証明が必要のない場合もある
○この書類は2枚提出することになる - 保管場所標章交付申請書
○この書類は2枚提出することになる - 保管場所の所在図・配置図
○所在図:車庫の位置を記入する書類
○配置図:車庫の位置関係を記入する書類
○この書類は市販の住宅地図で代用可能な場合がある - 車の保管場所の使用権を証明できる書類
○車を保管する場所の所有者に注意
→誰が所有するかで違ってくる
○自分の土地に車を置く場合
→自認書を用意する
※自認書の正式名称
→保管場所使用権原疎明書面
具体的な場所の例
→自身が所有する土地や建物
→夫婦共有名義の土地や建物
自分以外が所有者の土地に車を置く場合
→承諾書を用意する
→承諾書の発行方法
大家さんや管理会社に依頼
→承諾書の発行が有料な場合も多い
→値段の幅が大きい
無料~高額(1万円程)など色々
→有料を避けたい場合
→警察で訊ねた方がいい
→他の書類で代用できないか
承諾書以外の書類を使える地域もある
使える書類の例
→発効から1ヶ月以内の駐車場の契約書
→都市整備基盤公団が発行する確認証明書
→駐車場の賃貸契約書のコピー
→具体的な場所の例
→駐車場が借りた土地の場合
→親名義の土地や建物に駐車する
→分譲マンションの駐車場を使う
→会社の社宅の駐車場を使う
→アパートの駐車場を使う
このとき、すでに車庫証明を出してもらっている場所に、新しく車庫証明を出してもらう状況もある。
そんな時には代替車両引取り及び引き渡し顛末書を用意する必要がある。
車庫証明手続きの際、警察署に持っていく物は?
最後に車庫証明手続きの際に、管轄の警察署に持っていく物をまとめておく。
手続きの際には、これらを忘れずに持っていくようにしよう。
- 車庫証明の申請書類
○先の項で紹介した書類のこと
○書いた物を持っていった方が楽 - 印鑑
- ボールペン
- メモした紙
○車名
○型式
○自動車登録番号
○車体番号 - 手数料
○地域によって手数料の金額は違う
○一般的には2千円~3千円
内訳
車庫証明の申請手数料
→2千百円
標章の交付手数料
→5百円
○系自動車の場合は交付手数料のみの場合が多い
でも念のため3千円程は用意しておこう
○証紙を購入する形で手数料は納める - 住所の証明が可能な書類
○住民票
○消印のある郵便物
○公共料金の領収書
○電気やガスなど
車庫証明の発行日には、以下のような物を持っていこう。
- 引換券
- 印鑑
引越しの車庫証明の注意点は?
引越しで車庫証明を行うとき注意しないとならないこともある。
法律が関わってくるからね。
慎重に、この辺りは行いたいところ。
そういった車庫証明の注意点に関しては、こちらのページでまとめたよ。
まとめ
今回は引越しで必要になる、車庫証明の必要書類と手続きについて情報をまとめたよ。
引越しをすると色々な手続きが必要になって、少し……いや、かなり面倒くさい。
今回の車庫証明にしたって、普通自動車か軽自動車かで用意書類が微妙に違ってくる。
だから事前に管轄の警察署に質問した方が良いかもしれない。
質問する時には自動車が軽か普通乗用車か車庫は自分の土地か別の人の土地か。
この辺りは絶対に必要になるからメモをするなどしてから警察に訊ねようね☆-( ^-゚)v
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