
網膜症は成人の失明原因のトップだという話をて聞いたこ都のある人も多いと思う。
網膜症は糖尿病の方に多くて、糖尿病の3大合併症の一つ。
今回のリサーチでは糖尿病の網膜症症状を記事にしてみた。
この記事を読み終わる頃には、なぜか青魚万歳!って叫ぶはずさ(ノ´▽`)ノ
網膜症とは?
網膜症は、糖尿病患者さんに多い。
自覚症状の有る無しに関わらず、糖尿病と診断された時点で、10~20%程の人が罹っている。
特に2型糖尿病の患者さんは、糖尿病の検査の時に検眼を受ける。
そして糖尿病の女性は妊娠すると、網膜症が一気に悪化することがあるから、主治医と相談しながら妊娠計画を立てるんだ。
網膜症の症状は?
網膜症は軽い症状を単純網膜症、重い症状であれば増殖網膜症と呼ぶ。
そんな網膜症になると、日常でどんな症状を経験するのだろう?
- 軽度の状態
○一過性のかすみ目のような症状が多い - 重度の症状
○糖尿病網膜症は成人失明原因のトップ
○年に3000人が失明している
網膜症になると、日常で体験しやすいのは、以下のような症状。
- 近視が強く出る
○高血糖などで光の屈折率が変わるため
この結果 眼鏡なしで新聞が読める
具体例
ボヤけて遠くのものが見える
ドライアイになりやすくなる
○炎症を起こしやすくなる
○眼病のリスクが高くなる
高くなる眼病の例
白内障のリスクが倍になる
緑内障のリスクも倍になる - 目の前に膜があるような見え方
- 黒いものが飛んで見える飛蚊症
- 視野の一部が欠けて見える
- 物が二重に見える
- まぶたが垂れ下がる
更に網膜症は一般的には、痛みを感じることはない。
だから症状が進行して、気づいた時には…ということも(((( ;°Д°))))
目の中での出来事
網膜症は目にどんな影響を与え、失明に至らせるんだろう?
まず知っておいて欲しいのが、目で物を見るときのメカニズム。
目に入った光は、レンズの役割を果たす水晶体が、一点に集める。
この光が集る先が網膜。
網膜症は名前の通り、網膜の病気なんだ。
網膜の栄養補給は細小血管で行われている。
この細小血管の損傷から網膜症は始まる。
- 高血圧になると細小血管が傷つく
○最少欠陥が傷ついた状態を単純網膜症と呼ぶ
○この段階なら3ヶ月で治ることも多いと言われる
○症状
血液が滲み出る
網膜のむくみ - 体の修復機能が症状を悪化させる
○体は栄養を傷ついた神経の先に届けようとする
結果、損傷した網膜に血管を伸ばす
網膜や硝子体の内側に神経が入り込むことになる
この状態が増殖網膜症という危険な状態
網膜剥離などの原因になることもある
伸びた神経は脆く出血で目の病気を生む
網膜症はレーザーを使った、光凝固療法で対処されることが多い。
光凝固療法で、進行を止めたり遅らせたりできるんだ。
網膜症の予防には?
網膜症はかなり酷い状態にならないと、自覚症状が出ないのが怖いところ。
定期的な検眼をして、目の状態を把握することが大切。
最低でも、年に1回は検眼をしたい。
そして網膜症を調べるのには、専門知識が必要。
内科医の先生には、検眼での網膜症発見は、難しい場合が多い。
だから糖尿病網膜症の専門知識がある、眼科の先生に診てもらう必要があるんだ。
転ばぬ先の予防食
検眼と平行して行いたいのが、青魚を食べるということ。
イワシやサンマのような、青魚は予防に良いかもしれないと、いわれているんだ。
なんでもオメガ-3脂肪酸が効果的らしい。
オメガ-3脂肪酸は、魚介類以外にも含まれている。
- 魚介類(主に青魚)
- 亜麻仁油
- シソの実
- 海藻
まとめ
網膜症って怖い!
でも網膜症だけが目の病気じゃないから、検眼は網膜症以外の目の病気対策にも有効大切。
目は人体でも特にもろい器官だから、目の健康を守れる知識も蓄えておきたいよね。
じっくりネットリと目の守り方を学んで、検眼もしっかりと行う。
こうやって目の健康管理を行うのが、目を大切に扱うことに繋がるのかもね☆-( ^-゚)v