
花粉症の季節には、薬がないと辛すぎるという人も多い。
でも花粉症の薬にも、副作用があるのが怖いところ。
今回のリサーチ内容は花粉症の薬が持つ副作用について。
薬を上手に使うためにも知っておきたい情報さ☆-( ^-゚)v
花粉症の薬について
花粉症の治療方法には、薬物療法が使われることが多い。
基本的に花粉が飛散し始める時期の数週間前から薬の服用は始まる。
特に使われることの多い薬
花粉症の薬で、特に使われることの多い薬は以下のとおり。
病院に行くと、これらの薬が処方される。
- 局所ステロイド薬
○点鼻薬、点眼薬という形で使われる
○鼻づまりなどの炎症を抑えるのに使用される
○酷い症状に対して使われる
○副作用について
→一時的な使用であれば副作用が少ない
→長期的に使用すると副作用が出やすい - 抗アレルギー薬
○使用期間
→花粉が飛散する前から使用する
→花粉の飛散が終わる頃まで使用する必要がある
→効果が出るまで2週間ほど必要
○花粉症の症状を抑える
○3~4ヶ月の使用なら副作用が少ない
○長期間の使用が可能 - 抗ヒスタミン薬
○花粉症の症状が出た時に使用する
→ただし重い症状には効果が薄い
○即効性がある
○副作用:眠気、喉の渇きを起こす - 抗ヒスタミン薬+ステロイド薬配合薬
○2種類の薬を同時に使用する
○症状が強く出ているときに使用する
○効果は高いが副作用も強い
○副作用:長期愛だの使用で脱毛、顔のむくみなどが出る時がある
これらの薬が多く使用されるけど、症状を抑えるのが目的。
花粉症を、根本的に治療するのではない。
この点に注意しよう。
各薬の特徴を詳しく!
ここからは花粉症の薬を、少し詳しく説明するよ。
説明の順番は……
- 抗アレルギー薬
- 抗ヒスタミン薬
- ステロイド剤
……このようになっている。
抗アレルギー薬
抗アレルギー薬は、最も多く使われている花粉症の薬。
- 肥満細胞にて化学伝達物質の生成を阻害する薬
- ヒスタミンが肥満細胞から放出されるのを阻害する薬
- ヒスタミンを末梢神経から遠ざける薬
抗アレルギー薬には、上記の働きがある薬がある。
抗アレルギー薬を使用する場合
抗アレルギー薬は医師と相談して、花粉が飛散する2週間前から使用開始する。
そして花粉の飛散が終了する時期まで、服用を続けることになる。
なぜ2週間前から服用するのか?
抗アレルギー薬は、花粉が飛散する、2週間前から服用する。
なぜ2週間前から飲む必要があるのか?
それは目や鼻にある肥満細胞に、薬の効果を浸透させるのに2週間が最低でも必要なため。
抗アレルギー薬を飲むと
抗アレルギー薬を飲み続けると、少しずつ効果が高まっていく。
そして花粉飛散のピーク時には、酷い症状になりにくくなる。
抗アレルギー薬の副作用
抗アレルギー薬は、比較的、副作用が少ない。
それでも副作用が、皆無というわけではない。
抗アレルギー薬を、長期間飲み続けた場合には副作用が懸念される。
抗アレルギー薬の副作用は、胃腸や肝臓の障害。
ただ花粉症の時期である、3~4ヶ月位なら問題が少ないとされている。
抗ヒスタミン薬
抗ヒスタミン薬は、すでに出ている症状に対して使用されることになる。
だから鼻水や鼻づまり、目のかゆみなんかが出た時に使う。
抗ヒスタミン薬の効果
抗ヒスタミン薬は、花粉症の症状が原因であるヒスタミンの影響を抑制する。
ヒスタミンによって出る鼻水なんかを出す脳からの指令を止める。
抗ヒスタミン薬の副作用
抗ヒスタミン薬は、即効性が期待できる薬。
でも副作用も存在する。
- 眠気が出る
- 体のだるさが生じる
- 目まい
- 下痢
- 便秘など
これらの副作用があるため、細かい作業を行う方は使用を避けた方が良い。
もちろん車の運転中にも、服用を避ける必要がある。
ステロイド剤
ステロイド剤は、免疫機能を抑制する。
免疫機能というのは、体の中に入った異物を追い出す機能だよね。
免疫機能の抑制が可能なので、花粉症だけでなくアレルギー全般に効果がある。
さらに炎症を抑える効果がとても強いため鼻づまり対策で特に活躍してくれる。
ステロイド剤の副作用
ステロイド剤は、免疫機能を抑制する。
だからステロイド剤を使っている間は、体に入ってきたアレルギー物質を追い出す能力が低下してしまう。
このため花粉症以外の、アレルギー反応の併発を促す可能性がある。
まとめ
今回のリサーチでは、花粉症の薬についてまとめた。
薬を飲む以上、副作用の存在から、目を背けるわけにはいかない。
副作用は怖いよね。
でも、生活に出るハズの支障を、薬によって回避することができる。
だから薬を過度に怖がらず、上手な付き合い方を考えることが大切だといえるよね☆-( ^-゚)v
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