
痛風になってからの治療。
そのとき、どんな薬や治療方法をとられるのかという点はあまり知られていない。
今回のリサーチでは痛風の薬を使った治療についてお伝えする。
痛風で行われる治療
高尿酸血症という、体内の尿酸が濃くなる症状が痛風の原因。
詳しくはコチラを参照
高尿酸血症が根本的な原因だから、体内の尿酸値を下げることが痛風の痛みを取ることと共に大切なんだ。
- 生活習慣の改善
- 改善が見られない場合は薬を服用
- 薬の服用と食事療法を組み合わせた形で進める
〇昔の痛風治療に比べて
→食事制限の厳しさが暖和している
- 足の痛みの改善
- 高尿酸血症の改善
- 痛風発作の再発防止
- 腎機能障害の回避
- 動脈硬化の進行を遅らせる
痛風治療の薬 種類
痛風治療の薬には、尿酸関係の2種類の効果の薬が使われる。
- 尿酸を尿に排泄させる薬
- 尿酸が作られるのを抑える薬
この2種類の薬は尿路結石がある場合には、尿酸が作られるのを抑える薬が優先的に使用される。
なぜなら尿路結石のある場所は、尿酸排出時に使うから症状が悪化するから。
ちなみに尿路結石っていうのは、腎臓や膀胱で尿酸が結晶化した状態のこと。
お医者さんは薬をどのように選ぶのか?
で、血液中に含まれる尿酸が、なぜ増えたのか原因を特定。
この原因に基づいて薬は選ばれるよ。
この薬の選ばれ方なんだけど、腎臓や肝臓が悪い人の場合には、主治医から特別な注意点が説明される場合も…
薬の飲む順番
痛風の薬は症状の改善によって、以下の順番で変えていくよ。
- 痛風の痛みを抑える薬
〇痛風の炎症を痛みや腫れが引くまで飲む - 尿酸濃度を下げる薬を服用
〇炎症が収まってから尿酸濃度の薬は飲む
〇急激な尿酸値の低下
→痛風の発作を起こす可能性がある
〇薬は少量の服用から始める
〇3ヶ月~6ヶ月間かけて量を調節していく
骨折よりも痛いとまで言われる痛風の痛みは、痛風発作とも言われている。
そんな痛風発作を繰り返す場合は、薬の飲み方が少々変わってくる。
- 痛風の痛みの予兆を感じたら
〇痛風発作を抑える薬を使う - 尿酸値に関係なく薬が必要になる
- 治療目標となる尿酸値は6.0mg/dl
まとめ
今回は痛風の薬について、基本的な使われ方をまとめたよ。
痛風は一旦罹ってしまうと、完治することがないと言われる病気。
薬を使っての治療は時間が掛かるけど、完治できずとも苦しみは大きく緩和してくれるはず。
しっかりとお医者さんの指示に従って薬を飲んでいこう。